奇麗なイルミネーションをみながら、きれいな人と珈琲を飲んでおりました。
街には人も結構出ておりましたし・・・数日後からドカンと寒波がやってくるようですが2021年の師走はこうして無事に過ぎてゆこうと。
さて、さっきウェブで見かけたニュースに、なんと、日暮里のシャルマンが閉店してしまうらしいと聞きまして。
知る人は知るとても有名なジャズ喫茶なのですよ。
何年も前に、行ったことがありまして、噂にたがわぬ素晴らしい音でした。
あの頃はぼくもジャズよく聴いていましたね。
とにかく1枚のアルバムを聴かせてもらいその時の驚きが今でもよく覚えております。
ウオルター・ビショップ・ジュニアの「スピークロウ」をオーダーしたと覚えております。もう天地がひっくり返るくらい良い音でした。薄い緑色のアルバムでした。
このアルバムは、大変貴重な名盤で、幻の名盤をマスターに頼んで聞かせてまらったのだと記憶します。
いやはや、ものすごいアルバムであり、またすごい音でしたね。
オーディオの音も良さも含めて、名盤中の名盤、アルバムがまた素晴らしかったのに驚きました。
記憶では、アルテックだったかなあ、とにかく素晴らしい再生装置だったと思います。あんなジャズ喫茶は初めてでした。
その後、噺家の,志ん朝師匠もこの店がお好きでだいぶ通ったかとお聞きしましたが・・・
そんなすごいジャズ喫茶がなくなってしまうのは残念なことです。
凄いアルバムをいっぱい持っているのでしょうねえ。
とにかく、シャルマンと言えば、第1級の、「ジャズ喫茶」であったと思います。
2021年、オリンピックにはついぞ夢中になれなかったけれども、日暮里シャルマンのお店にはもう一回だけは行って聴いてみたいなあと思っておりました。
Youtube で聴くのもいいけれど、いい音で聴くとまるで全然ジャズを聴く行為がもう一人でニューヨークのジャズクラブで生演奏を聴いているのではないかというくらい錯覚いたしますよね。
もったいないなあ。
フォト・文 石郷岡まさお
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