すっかり、秋かと思っていたら、暦の上ではもう冬みたいですね。
スポーツにはあまり縁がなく、だらだらと生きてきたぼくには特別にスポーツ観戦するという愉しみも知らずに生きてまいりました。
( まあ、世に良くある普通の興味本位の、シーズンであれば、プロ野球ファンであったり、サッカーがブームであれば、サッカーの大きな試合のちょっぴり夢中になったりはしていたんですよ、ごくごく普通にいるおっさんとして。)
でも、この2019年の秋に、初めてラグビーワールドカップ、という大きなスポーツイベントを偶然知りまして、結構ミーハーなもんですから、見てみました。もちろん高いお金を出してチケットを買って、競技場で見たわけではなく、(復興釜石の新競技場では見たかったなあとは思いましたが、結構な値もするようですし…)
ウェブ上で見て、おおいにラグビーと言うスポーツの大ファンになっちゃいました。
ぼくの友人で、主に中国方面で大きなビジネスをやっている人がいましてね、彼は鵜住居に行って、試合を見てきたようです。相当良かったようでしたね、大感動したよと・・・東京から岩手の釜石にまで、よく行くお金もあるもんだなあと思いますが、なんたってその人は大きな仕事をしている人なのです。
で、ぼくは家にテレビもない、拠ってここ20年近くまったくテレビを見ないで生きてきた人間なのですが、今回だけは、ラグビーワールドカップの試合をテレビで見たいなあと切望いたしましたしだいです。
世にあまた出現したと思われる、2019年秋の「にわかラグビーファン」の一人として、偉そうに言うつもりもありませんが、ラグビーって、ものすごく見ているだけでも面白いんですね。さすが紳士のスポーツと言われるだけあって、フェアーなスポーツであるといことがにわかファンの一人としても、よく分かりました。
ノーサイド、の思想、というのか在り方と言うのか、素晴らしいものですね。
ここでサッカーの悪口を言うつもりはないのですが、結構審判によってはラフプレイや、悪質な危険な行為 もとらずに、公正さと言う点からもなんとなく いやぁな感じを持つのはぼくだけではありますまい。
試合の流れを止めると言いますけれども、スポーツに於いて公正な審判がなければ、スポーツの魅力は半減するもの、ぼくはそう思っておりますのです。
まあ、とにかくラグビーと言うスポーツに…今更なんですが、たいへん惹かれました2019年の秋でしたね。で、知らなかったなあ、2015年の英国でのラグビーワールドカップで、日本は強豪、南アフリカをなんと、倒しているんですね。
知らなかった、いえ、実は知り合いの編集者が、おおいに興奮してその試合のことを熱く語っているのはなんとなく覚えているのですよ。まあ、ラグビー史上において画期的な試合として、日本の大逆転劇、強豪南アフリカを倒したという、世界中が仰天して、そして日本の健闘をたたえたという、2015年の試合まで、にわかラグビーファンのぼくは、ウェブ上で何回も見てみましたよ。もう本当に、もうこんな試合があったのかと・・・五郎丸選手の活躍、ものすごい大逆転劇に身も心も震えましたねえ、そんなふうに、すっかりラグビーと言うスポーツの清々しくも激しい闘志とフェアーな闘いに、石めは興奮しまくり、そんな2019年の秋なのでした。
念願の、日本、ベスト8に食い込んだのも凄いことだと思いました。
スポーツって、いいですねえ。
フォト・文 石郷岡まさを
2015年でした。訂正します。