ここ数か月、カメラ雑誌に注目していたが、数年前と大違い。
ついに、アサヒカメラ、廃刊でしょうか。悲しいような様な寂しいような複雑な気持ち。
日本カメラも出てはいるけれど、部数は落ちているのでは?書店によってはほとんど見ることも少なくなりましたもの。面白かったんだけれども、相当にカメラファン、写真ファンが減ってきているのでしょうね。その前に、月刊カメラマンが突然廃刊に、これには驚きました。この雑誌には、売り込んだことがあって、創刊時の編集長はいい人でしたね。
殆どアマチャーカメラマンのぼくに、2ページを割いて乗っけてくれましたっけ。
玄光社 の写真雑誌は出ているみたいだけれど、昔から売るためなんでしょうか、女性のポートレイトの撮り方とかそんな企画が多い雑誌でしたね。若い女性向けのカメラ雑誌も突然ブームになってやがて消えてゆきましたよねえ。
森山大道氏もそのことをおっしゃってまして、数年前までなら、カメラを持って街を撮っていますとか、そんな青年も見られたのですがここんところすっかり見なくなりましたよねえ等と仰っておいででした・・・。
敵は、ケータイなわけですね、ぼくが見るには。
スマフォというんですか。
それでも、カメラはなんでもいいからとにかく新しい写真を撮ってやろうとドンドン写真雑誌やら自分達の「メディア」に載せてくれるといいのですが、そんなこともあまり聞きません。第一、スマフォで写真を撮るという姿勢がぼく自身古いからなんでしょうが、気に入りません。ちっちゃくても良くできたカメラが出ているというのに、もったいないと思います。
写真の原点は、スナップ撮影だと思うのはぼくくらいなもんでしょうか。
なんだかなあ、閉塞的な時代になったらつまりませんね。
フォト・文 石郷岡まさを
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