ざっくりいうと、マスクする人は99パーセントかなあ、それくらいコロナウィルスの猛威が深刻になってきたかという事でしょうか。
実は日本のコロナ対策、うまく行っている方だという事のようです。
ぼくも知らなかったのですが、ニューヨークは、街の中心ががらーんとしているそうです。考えられない、けれどそうなんでしょう。ブロードウェイのミュウジカルも、休演中なんだろうか。信じられません。
ロンドンも、地下鉄はあまり乗る人も少なく、動いてないのかな、バスなどで移動する人が多いのだとか。そして、これが日本と違うところ、マスクをする人が少ないんですと・・・自分のためでもあるのにねえ。
ぼくは、3・11以降出かけるときはマスクをして出かけるという習慣が身についているので、今年の春から、コロナウィルスの危険、パンデミックからわが身を護るためにもマスクをもちろん完璧にして出かけております。
で、冒頭のタイルのような感想、ほぼ99パーセントの人々がマスクをするようになったなあと。
ただし若干の問題も。
この間、街の中心部を歩いている時でした、行きかう勤め人、30代かな、男性でコロコロ転がすビジネス用のバッグを持って歩く人でした、でぼくと行違うとき大きな咳、くしゃみかな、をしたのでした。ぼくとの距離は、2、3メートルはあったでしょうか。音に驚いてその青年を見たら、マスクをしているんだけれど、鼻も口もマスクで覆う事をせずに、顎のほうにずらしてマスクをかろうじて身に着けているように見えました。「あれじゃあ何にもならないのになあ」と思ったがもう行き過ぎていていません。3メートル近くも離れたところで・・・でよかったなあと思ったことです。もしもっと接近して遭遇していたらもう咳の一部はぼくの身にも浴びたはずです。
マスクをするのならどうしてきちんと口のあたりを覆うようにしてくれないのだろう。恰好だけはマスクをしていますよ、じゃあ何にもならないのになあと思いました。案外そういう人って多いように見えます。
顎の下まで覆うマスクなら、効果はぐんと高まるそうです。もちろん鼻もしっかり覆いますこと、大事ですね。
ある落語家の洒落た一言に、「ヨイショするのなら、される人の身にもなって丁寧に…ヨイショ。」
何事も中途半端はいけないようですね。
フォト・文 石郷岡まさを
誤字失礼。