藤圭子、大好きですよ。
でも、よく聞いてみると知らない曲もあったりして驚く。
数多く歌っていた天才的な歌い手さんだったからねえ・・・
そして、大好きな曲を何度も聴いたり、聴いたり…決してうたいません、ぼくは。へたっぴだから。
カラオケって行ったこともないし、いえ正確には生涯3、4度行ったことがあるかな?特に嫌いという事もないけれど、いややっぱり嫌いだねえあんな空間。
でも、モノには弾みってこともありまさあね。
一度兄貴につれていかれて、北島三郎のある曲を歌ったら、いい曲だねと言われたっけねえ。「漁歌」という曲でした。
最近、ある雑誌で、はっぴいえんど の大瀧詠一氏の特集を載せていたねえ。
実は、30年いや40年以上も、この素晴らしいバンドの音楽をぼくは聴いてこなかった。日本語のロック、というよりもなぜか惹かれて聴くようになって高々10年と経ってはいない。
なぜ、こんなすごい音楽を聴かなかったんだろう。
それは、ぼく的なへんてこな理由なんだが、ジャケットの妙にあちら風のイメージに、パスしていたんだと思う。もったいないことをした・・・
青年期に聴いていたらこの音楽の新しさを果たして分かったんだろうかという疑問はありますがね。( もし、最初のアルバムのように、ゆでめん、という文字が入った妙に懐かしいアルバムジャケットだったならきっと興味を持って聞いたと思うんだがなあ。)
音楽はあくまで音楽の内容の好き嫌いで聴くべきなのに。変ですねえ。
今は大事な大好きな音楽になりましたが、どうにも彼方此方街で見かける派手なキャンペーンなどには引いてしまう癖がぼくにはあると思う、つまんない癖であるけれども、ね。
お蔭で、生きている間に大瀧詠一氏の凄い音楽を何十年間も聴かずに過ごした
というもったいない過ちを犯したんだと思う。
雑誌で今頃特集を組んでも、同じ思い。
もう、すっかり日本のロックとして大切に聴いておりますから、何で今頃?などと思ったりするから勝手なものであります。あくまでぼくの音楽の聴き方という意味で書いております。
でも、新しいファンが生まれてくるなんてすばらしいことだと思うのでありますねえ。それが大瀧氏の望んだことでもあるように思うのである。
フォト・文 石郷岡まさお
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