梅雨は、雨は大嫌い。でも、雨も必要なんだろうなとは分かります。
川に水が流々と流れるのを見るのは気持ちいいもんね。
どこかの国の、西海岸のように毎日からっと晴れて上天気で一年中ピーカンであってご覧なさい。
ぼくだったら気分までおかしくなっちゃうだろうなあ。
そこら辺のところが、人間って不思議なんだなあと思うのですね。
当然、カメラマンなんだから、晴れた日は大好きさ。
いいや、晴れてなきゃあ困る、実に困ります。
でも、毎日スコーンと青空と太陽にあふれていて、そんな日の連続であったとしたら、それもわが精神は、やや不機嫌になりますかねえ。
何なのでしょうねえ、この 恵まれすぎたものへの違和感というのか、
あるいは 身体上精神上の不具合ぶりは。
太陽と青空が大好き、でも心を休める夜も必要ということなのでしょうか?
同じように、晴れた日の青い空が大好き、でも、年から年中晴れた日ばかりじゃあ飽きてしまうよ、そういうことなんでしょうかねえ。
わからん、わからん。
飽きっぽいのかねえ。それはある・・・・・
ドライなときも必要だし、ウェットなときも人生には必要なんだぜということなんでしょうねえ。
さしずめ、音楽で言うと からりとドライな ジャズも大好きだが、
時には湿り気のある、演歌も聴きたくなるということなんでしょうかねえ。
となると、当然 藤圭子であり、八代亜紀なんだよねえ。小生の場合。
そういう人って案外多いのではないかと、密かに思っている団塊オジサンなのです。間違っても、スポーツなのか、十数人で飛んだりはねたり、そんな中学生の学芸会のような音楽を音楽として認めない、ましてCD を欲しいとも買いたいとも思わない。タダでくれるといっても、丁寧にお断りしたい・・・・・。変なオジサン?。
時代がどう変わろうとも、音楽に求めるものは、・・・・・
握手したいとか、アイドルに会いたいというものとはぜんぜん違って、
華やかなスターの きらめくような音と詩と歌唱力の世界で魅了して欲しい
ということなんですね。
毎度生のステージで聴けるわけもなかろうから、CDで買うことになるっていうだけで、大体同じCDを何枚も買うという精神がそもそも分からない。何十枚もイヤもっと多くの CD を買ってぜんぜん聴かないと聞くとますますもって分からない。音楽じゃないでしょ、もうそうなると・・・・・・
百歩譲って、ぼくがアイドルと聞けば、
シルビー・バルタン 「アイドルを探せ」
とか、男性ロックグループなら
アニマルズ 「朝日の当たる家」
を、思い出すことになる。
こんな音楽に夢中になった青春時代は確かにありました。
フォト・エッセイ 石郷岡まさを
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