gooブログはじめました!散歩写真の達人 石ちゃんのフォトエッセイ ーーー30年の私写真散歩 少しずつお見せしましょう。

「東京原色図鑑」散歩とスナップ写真1万点。
80年代の東京も。大好きな写真家に、濱谷浩、石元泰博、森山大道氏等。

カメ漫だらだら石ちゃん散歩 その3

2012年11月07日 | 散歩 余暇 趣味 健康 デジカメ
 さて、ぼくは何を隠そう、別に隠す必要もないのですがね、笑うことが大好きなんです。
人生の最も幸せなときは何かと問われれば、きっぱりと答えます。腹から心置きなく笑っているとき、とそうねえ、冬の季節にガラス窓ごしに、冬の太陽のあたたかさに身も心もとけるような時を楽しむとき、と。

ちっとも笑えないお笑い芸人の芸にも出来るだけ見ておきたい、とたまあにテレビウォッチングも致します。残念ながら、空振りすることも多いのですが。

 大昔、なぜかジャズが好きになって、何もわからんのですがいきなりフリージャズがいいなと思うようになって、山下洋輔トリオを聴いていたことがありました。あれは何年ころかしら
毎年大晦日に、たしか大晦日だったよな、夜を徹してジャズコンサートがあるので、行くべき場所もないし楽しそうだから、と渋谷の駅前の映画館に聴きに行った時だと記憶するのです。
山下トリオの前座に、変な男が出てきて何か芸をやっていて、おかしい男だなあと、注目もしませんでしたが、じっと聞いていると面白いのですよ。「4か国麻雀」の芸に接した瞬間から、ぼくはそのどちらかというと背の小さい男の大ファンになりました。オールバックの黒メガネの男、そう、タモリのデビューに、偶然立ち会えた瞬間でした。いやものすごいボードヴィリアンが出てきたもんだと一人で興奮しましたよ。でも、この人は絶対にテレビではやれないだろうから、まあ、そのうち消えて見られなく、いや失礼、とにかくめちゃ面白い、危険な芸でした。ここには書きません。すごかったなあ。ゲラゲラ笑いましたもん。

 なんと、テレビには無理だろうと思ったぼくの思いはいとも簡単に打ち破られて、うれしき誤算、その後大いに売れてテレビで大ブレイクされたことは皆さんご承知のことでしょう。

 笑うことがなにより大好きって、このおいら、いったいどんな性格しているんでしょうね。

                  
                     エッセイ 石郷岡まさを

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