パタゴニアの大地 ハイライト11 2025-03-12 | 紀行 チリ・アルゼンチン 闇に溶ける影 部屋へ戻る途中、ふと視線の端に黒と白の影が動いた。近づいてよく見ると、それはスカンクだった。尾をふわりと膨らませ、慎重に足を運びながら、静かに夜の闇へと紛れていく。 狂犬病を持つことがあるため、ホテルでは餌付けなどはしないという。それでも、この小さな生き物がパタゴニアの広大な大地でひっそりと生きている姿には、どこか愛らしさを感じる。 スカンクはネズミや昆虫を捕らえて食べるが . . . 本文を読む