「聖なる木の囁き」(フィクションです)
バリ島のとある小さな村には、古くから「聖なる木」として知られる一本の大木があった。この木は村の入り口にそびえ立ち、太くねじれた根が大地をしっかりと捉えている。幹には白黒のボレンが巻かれ、村人たちはこの木に宿るとされる霊を深く敬っていた。
この木には一つの伝説がある。かつて村を襲った洪水の際、木の根がまるで村を抱きしめるかのように隆起し、村人たちを守っ . . . 本文を読む
バリ島ウブドの光景で巨大な雲を突き抜けるように椰子が屹立する。青のグラデュエーションが映える。
雲が明るいグレイとピンクに染まり椰子の背景が変わると椰子も表情を和ませる。
椰子からバリ特有の音を奏でる楽器に代わり背景は海へと変わる。
自宅の近くで捉えた夕暮れのシルエットが。茜の空にはUFOらしきものが飛ぶ。
近所の散歩で。
ウブドの夕焼けに染まる空に雲 . . . 本文を読む
泊まった宿のプールサイドにあった陶器のパネル。
これは確かテーブルを上から見た思わぬ図柄。
サヌールの宿に向かう路地の角で。さりげなく上手い。
お世話になった陶芸店の壁にかかっていた。
陶芸窯1600度を覗き見ると。
大人気の魚料理マクベンに仕入れの冷凍魚が到着。
サヌール南端の宿近くに入った店で。 . . . 本文を読む
この画像に写っているショップは、バリにある「PANSASIA」という名前のお店でウィンドウには「432 Hz」「440 Hz」「HEALING SOUND」といった文字が書かれており、思わず写真に撮った。
440 Hzは一般的に現代の標準音高(A=440 Hz)でA4(ラの音)の周波数として知られている。一方で、432 Hzは「癒しの音」として知られており . . . 本文を読む
サヌールの浜辺で(読み人知らず)
静かな波が寄せるサヌールの砂に足跡を刻む柔らかな風が髪を揺らし静けさの中に溶けていく
海の向こうに広がる青遠くの島影が霞む心の波も穏やかにただ、今この瞬間を感じる
砂に残る小さな貝殻時の流れを見つめていた過去も未来も溶けて今だけが優しく包み込む
バリの風、サヌールの光ここにあるのはただの平和歩み寄る足音が消えていく潮騒の音が心に響く
ウブドの祈り . . . 本文を読む
ウブド近郊の滝で。
デンパサールの葬儀で。
ウブド近郊の奥深い滝で魚をつる少年。
船の帆をつくろうおじさん。
長く伸びた髪でバイクに乗るマンクー。
サヌールビーチで坐禅する少年。 . . . 本文を読む
前回も前々回もハイアットは無縁だった。今回の滞在では知人との待ち合わせ場所にハイアットを使った。
ロビーからふと下を眺めると素敵な水面が目に入った。モネ風だ。
おおいいねえと密かに声を上げる。
こんなに素晴らしいのならもっとこればよかった。
時間帯にもよるのだろうが記念すべき水が撮れた。ダブっているかもしれないがこの水の魅力には注目せざるを得ない。 . . . 本文を読む
バリから法輪功がいなくなっていたと去年の夏に書いたが今回の滞在でも見なかった。興味があるわけではない、浜でやられるとむしろ鬱陶しいなと思う方だが、一方で突然ビーチから姿を消すのは何か異常だなとも感じる。中国観光客の増加と関係があるのかしらとふと思うが。
中国観光客の増加でバリ島に圧力をかけてやめさせる?
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バリ島は3毛作が当たり前だからいつの瞬間を捉えても苗や実りの穂が同時に見られる。日本人から見たら幻視的なこの風景を見るためにバリに行くのかもしれない。
苗を植えたばかり。
収穫期を迎えているテラス。
少し成長した苗。
緑いっぱいで。
肥沃な土地に見えるが。
この水利スパックをめぐってバリ文化は発達してきた。
ヤシと水田、これが稲作の原風景かもと。 . . . 本文を読む
ある日のサヌールビーチで緑を輝かせた海藻が打ち寄せられていた。
人が集めたのか、打ち寄せられたのかも不明だがその色の鮮やかさに記録しておきたい気になった。かつて石垣島で似たような海藻を見たことがある。化粧品の材料に使うと聞いた。それに似ているがどうも回収している風がない。これだけあれば加工しがいがあるのだが。そんな下世話なことを考えながら海岸を歩いた。まだまだ俗気が抜けないな、わたしも。
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これはなんだと思いますか。ウブドのハヌマン通りで見かけたホームステイ掲示ボードです・ウブドのハヌマン通りを一歩入るとホームステイで埋め尽くされていると言っても過言ではない。行き先がわからなくならないようにこうしたボードが路地の入り口2箇所立っていた。
こうしたボードが立っていなくても無数にホームステイが立ち並ぶ。
今回はこうしたホームステイの一つに滞在してみた。民家を多少改造したような宿で . . . 本文を読む
今回の50日で旧知の日本人にお会いした以外には誰一人日本人にお目にかからなかった。いつもなら街角やビーチで何組かにお目にかかる、あるいは話す声が聞こえてくるのだが今回はただの一度もその経験がなかった。実に見事なばかりだ。スミニャック、サヌール、ウブドと例外なくだ。
そして韓国人が増えている。ロシヤやスラブ人系の人々がさらに増えてきている。色の白さと大柄な体格、明らかに英語ではない会話の切れ端など . . . 本文を読む
昨日の夕方に猛烈な雨が降り今日は樹々も大気も洗い清められたようです。
汚れが落ちた葉。ボレンも洗濯したようです。鷺も気持ちよく滑空しています。巨石も。すっきりとしています。模様もくっきりと。人工池の水も入れ替わりジュプンもああさっぱりしたと。こんな美しい花を見せてくれます。
蓮池の輝きも半端では無く。白い鯉が一層白く。空が映り込み見事です。べベックハスと鯉赤が映えるみずもに . . . 本文を読む
晩飯を買いに近くまで出かけて喰い始めたら突然の大雨で大喜びして踊りそうになった。
雨季のバリに来てさっぱり雨が降らないというのはどうもしっくりこない。
どしゃ降りの雨はバリに来て初めてで乾いたサバンナに雨が降るような喜びがある。
どしゃ降りの感じが上手く出ないこれでどしゃ降り感が。これはどうだ。これはどしゃ降り感満載。これは情緒的すぎるな。これもどしゃ降り感あり。これも。
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