先日の出来事。
林道を歩いていたら、杉の木の向こうに足を怪我して弱っていたニホンジカがいました。
近くに小川があったので、弱っていたシカさんに持っていたタオルを濡らして、口に水を垂らしてあげました。
シカさん、舌を動かして水を飲んでくれました。
動けなくなって、水も飲めなかったみたい。。。
近年、林業や農作物に被害を与えるため狩猟鳥獣になっているニホンジカやイノシシ。
国の役人さんが決めてることだから仕方ないけれど、殺されなければならない命なんてないと思う。
何度か小川に水を汲みに行っているとき、岩場に滑って川に落ちて上着からズボン、靴の中までずぶ濡れになってしまいました。
おまけに岩場でお尻をうち、尾てい骨にヒビが入ったみたいで動いたり、くしゃみをしたりするだけで痛いです。
明日は整形外科に行く予定です。
野生動物は自然の中で生きていくもの・・・。
私がニホンジカを連れて帰るわけにはいきません。
ハンターに見つかることのないように。
濡れたタオルをおいて、シカさんの無事を祈りながら山を下りました。
尻の痛みをいずれ治るけれど、シカさんのことを思うと複雑な心境のパパでした。
今日、整形外科でレントゲン撮りましたら尾てい骨骨折でした。
足利は栃木県内で一番多くイノシシさんを駆除しているのですよ。かわいそうな話で自慢にもなりません・・・。
シカさんも元気になって山奥に逃げてくれるといいのですが。。。