まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から競馬を語ります。競馬以外では男声合唱、野球観戦、ヘラブナ釣り、旅行等で余暇を楽しんでいます。

様子見出資のススメ

2011年09月26日 19時47分52秒 | 今日の日記
今年になり成績が下降している我が陣営。
エースであるシルクメビウスは脚部不安でずっと休んでおり、それに呼応するかのように脇を固める面々も順調さを欠き、メトロノースやルージュアルダンなどもなかなか走れずにやや陰りが見られるのも事実。

どうしても感心は若い世代に移りがち。
今年は暇な時間はキャロットのカタログやDVDを見て研究しています。
欲しい馬がたくさんいて頭数が増えてしまってはいけないので絞り込みに時間をかけています。



そこで考えるのは私の出資馬で3勝以上した、あるいは重賞を勝った馬は殆どが様子見出資であったと言うことです。
カラベルラティーナにしてもシルクメビウスにしてもブレイクランアウトにしても暮れから年明け、あるいは4月頃の出資でした。
シルクメビウスも坂東牧場で走る走ると評判になっていたし、ブレイクランアウトも乗った人が口を揃えて凄くイイ、これは走ると評判になっているとクラブ社員は教えてくれました。

様子見出資の最大の利点は「乗り出してからの牧場や乗り役さんの生の声が聞ける」と言うこと。
実際に乗ってみて評価が上がる馬はたくさんいます。
そういう馬を狙い打ちするのです。



さて、この話は何回か私はこのブログで話をしてきましたので、今回は新しい話を少しだけプラスしてみます。
私には強力な相馬眼を持つ友人がいまして、その方からアドバイスをもらうこともあります。
ちなみにその方は一口を始めて5年足らずでG1を取りました。
競馬歴も同じくらいです。
それなのに馬を見る事が出来て、私の知る中でも抜けている一口馬主です。
毎年関東馬を中心に2~3頭しか出資しませんが、ブレイクランアウト、フィフスペトル、マイティースルー、リアルインパクトなど大活躍する馬ばかりに出資しています。
その方の出資の基本は「様子見出資」。
ツアーではなく乗り出しを始めてから北海道に行き、ノーザンFを訪ねて気になっている馬を担当者から聞き取りをしてから出資をしています。
実に確実性がある出資です。
これで大成功しています。


本当は私もシルクがベースとなっていてのんびり年が明けてから出資をしたいのですが、今のキャロットでそんなのんびり構えていては相応の血統馬は残りません。
残った中から選ぶという楽しみもそれはそれでありますが、実は怪我をしていたり体質が弱いのを嫌われて残っている馬が大半で、本当に欲しい馬が取れるかどうかは疑問が残ります。
様子見は一見消極的な出資かもしれませんが、非常に勇気の要ることだし、確実性を求めるという意味ではこの上ない出資方法なのだと思います。


私はキャロットに入ってからどうも浮き足立っていて、ついつい良血馬ばかりに目が行きがちではありますが、今一度この様子見出資を見直して出資検討を考えてみたいです。
この成績の上がらない今の私にはスタイルを修正して見直す事も必要なのかもしれません。