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◎はボールドエンペラーとする。
皐月賞をテープが擦り切れるまで見たところ味のある競馬をしている馬がいた。
ボールドエンペラーだ。
ダービーにおいてここまで評価が落ちるのは評論家、トラックマンの責任もある。
皐月賞一戦で見限るのは早計、穴は過去のレースの本質を見抜いた者のみが与えられる神からのギフト。
きさらぎ賞ではダービーの主役スペシャルウィークの2着。地力はある。
対抗はスペシャルウィークで鉄板。
ダービーくらい一点でしとめたいものである。
たまには女房に帯の札束を渡すのも悪くはあるまい。
私はこのブログを始めて10年が過ぎましたが、常に目標として追い続けていた文章が清水成駿さんの文章。
かつての1馬のコラム「スーパーショット」を読みたいが為に専門紙1馬を買っていた時期もありました。
とある年の年明けからコラムがなくなり、本格的に文筆活動に入ると聞き、ずっと楽しみにしていました。東京スポーツでの時々のコラムは本当に楽しみにしていました。
独特の表現で競馬の真髄を伝える成駿さんの大ファンだった私にとっては痛恨の思いです。もう読めないと思うと寂しいです。今一度執筆された本を数冊持っていますので、改めて読み返してみたいと思います。もう、こんな人現れないだろうと思います。
成駿さんの死去について検索したら、血統評論家の栗山求さんが追悼文をあげています。http://kuriyama.miesque.com/?eid=2083
未だ成駿さんのような文章は書けませんが、少しでも近づけるようになりたいと思います。
競馬の良き語り部でありたい。良き語り部になりたい。これがこのブログの継続のモチベーションです。
ご冥福をお祈り申し上げます。
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