1年前、私はサリオスの新馬戦を東京競馬場で見ています。口取りにも参加させて頂きました。その時から大物だと言われてきました。
あれから1年。サリオスはその後も朝日杯なども勝ち、想像以上の大活躍をしてくれました。
皐月賞も非常に強い競馬を見せてくれましたが、更に強い馬がいた為に惜しくも2着。
いよいよダービーを迎えることとなりました。
出資馬でのダービーは3回目。結構凄い事だと思います。
ブレイクランアウトのダービーはグチャグチャ馬場で見ているのもつらいレースでした。
レッドリヴェールのダービーはクラブへの怒りと牝馬なのにダービーを走らされる馬がかわいそうで仕方ありませんでした。
今回はサリオスという人気馬で臨むダービーです。気持ちは今までのダービーとは全く違います。
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出るだけだって本当に大変なレースなのに、そのレースに大きな期待を持って臨める。こんなことはもう二度とないかもしれません。
そのくらいの大きなチャンスであると感じています。
さらに日本中を襲う新型コロナウイルス問題において、競馬だけは開催が続いているというこの幸運。
本当にありがたいことです。競馬自体が中止になっていたら、サリオスにとって一生に一度の晴れ舞台を走れないで終わっていた事でしょう。まず競馬が続いていた事に感謝です。
こうして大きな2つの幸運に支えられて今年のダービーが行われようとしています。2017年に産まれた7262頭の頂点が決まります。
幸いにしてサリオスは順調に最終追い切りを終えることができました。あとは厩務員さんの渾身のケアを頂きレースに向かうのみです。
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近況
サリオス[父 ハーツクライ : 母 サロミナ]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:28日に南Wコースで時計
次走予定:5月31日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔D.レーン〕
堀宣行調教師「1週前追い切りは馬場が重い中で行ったこともあり、厩舎独自に取っている数値を解析した結果、基準よりもかなり負荷の掛かった内容を消化していることが分かったため、先週末は時計を出さず軽めの運動に止めています。ただ、それだけ高負荷の追い切りを消化したにもかかわらず、疲れの取れ具合や心拍の戻り等は皐月賞前よりも良くなっており、ここに来て状態は一段階アップしていると言って良いでしょう。そういった状況ですし、28日の最終追い切りは、ハードにやるというよりは心身の状態を整えることに重点を置き、終始この馬のリズムを守る形で無理はしませんでした。跨ってもらったダミアンさん(D.レーン騎手)にも状態の良さを確認してもらえたようで良かったです。馬体重は538㎏で、東京競馬場までの輸送を考えると、おそらくマイナス体重での出走になると思いますが、毛艶や馬体の張りは良好です。色々なファクターが重なってのレースでの結果になりますし、実際に走ってみないことには分かりませんが、厩舎としてはこの条件を克服できるようにしっかりと状態を整えることを考えて調整してきました。そういった意味で馬の仕上がり的には目論見通りにこられたと思っていますし、あとはレースで十分に力を発揮してもらえればと思います」
(なお、クラブには公式HP文章写真の掲載の許可は20年前に頂いております)
キター!堀先生渾身の仕上げです。
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ダービートレーナーでないとダービーを取る馬の調教は簡単ではありません。
ダービーを勝っている堀先生だからこその究極に仕上げと言えるでしょう。
こんなに頼もしい事はありません。普段から一回一回の出走が勝負になる堀調教師。その調教のスペシャリストの渾身の仕上げですから、重みはひと味もふた味も違います。堀調教師は私は仕上げの技術は以前お話しした四天王の中でもトップだと思っています。
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勝ち負けは時の運。相手はコントレイルが最大のライバルという事にはなるのでしょうが、他の馬も目一杯来るでしょう。
ダービーを勝つと言うことはそんなに簡単な事ではありません。
毎度言うことですが、レースでサリオスの100%の力が出せる事をただただ願うばかりです。
そして無事に帰ってきてくれればそれで良いのです。
枠も6枠12番と決まりました。いよいよ夢の舞台が目の前に迫ってきました。
私の中でも不安より期待感の方が上回っています。
頑張れサリオス! 誰よりも高く飛べ!
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なお、表題は私の好きな「ナブッコ」(ヴェルディ作曲)の中の一曲です。
初めて聞いたのは学生の時でした。ワセグリのスケールの大きい演奏に震えるような感動をしたのを思い出します。
もう、あれから25年が経とうとしています。時の流れは本当に早いものですね…。
あれから1年。サリオスはその後も朝日杯なども勝ち、想像以上の大活躍をしてくれました。
皐月賞も非常に強い競馬を見せてくれましたが、更に強い馬がいた為に惜しくも2着。
いよいよダービーを迎えることとなりました。
出資馬でのダービーは3回目。結構凄い事だと思います。
ブレイクランアウトのダービーはグチャグチャ馬場で見ているのもつらいレースでした。
レッドリヴェールのダービーはクラブへの怒りと牝馬なのにダービーを走らされる馬がかわいそうで仕方ありませんでした。
今回はサリオスという人気馬で臨むダービーです。気持ちは今までのダービーとは全く違います。
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出るだけだって本当に大変なレースなのに、そのレースに大きな期待を持って臨める。こんなことはもう二度とないかもしれません。
そのくらいの大きなチャンスであると感じています。
さらに日本中を襲う新型コロナウイルス問題において、競馬だけは開催が続いているというこの幸運。
本当にありがたいことです。競馬自体が中止になっていたら、サリオスにとって一生に一度の晴れ舞台を走れないで終わっていた事でしょう。まず競馬が続いていた事に感謝です。
こうして大きな2つの幸運に支えられて今年のダービーが行われようとしています。2017年に産まれた7262頭の頂点が決まります。
幸いにしてサリオスは順調に最終追い切りを終えることができました。あとは厩務員さんの渾身のケアを頂きレースに向かうのみです。
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近況
サリオス[父 ハーツクライ : 母 サロミナ]
在厩場所:美浦トレセン
調教内容:28日に南Wコースで時計
次走予定:5月31日の東京・日本ダービー(GⅠ)〔D.レーン〕
堀宣行調教師「1週前追い切りは馬場が重い中で行ったこともあり、厩舎独自に取っている数値を解析した結果、基準よりもかなり負荷の掛かった内容を消化していることが分かったため、先週末は時計を出さず軽めの運動に止めています。ただ、それだけ高負荷の追い切りを消化したにもかかわらず、疲れの取れ具合や心拍の戻り等は皐月賞前よりも良くなっており、ここに来て状態は一段階アップしていると言って良いでしょう。そういった状況ですし、28日の最終追い切りは、ハードにやるというよりは心身の状態を整えることに重点を置き、終始この馬のリズムを守る形で無理はしませんでした。跨ってもらったダミアンさん(D.レーン騎手)にも状態の良さを確認してもらえたようで良かったです。馬体重は538㎏で、東京競馬場までの輸送を考えると、おそらくマイナス体重での出走になると思いますが、毛艶や馬体の張りは良好です。色々なファクターが重なってのレースでの結果になりますし、実際に走ってみないことには分かりませんが、厩舎としてはこの条件を克服できるようにしっかりと状態を整えることを考えて調整してきました。そういった意味で馬の仕上がり的には目論見通りにこられたと思っていますし、あとはレースで十分に力を発揮してもらえればと思います」
(なお、クラブには公式HP文章写真の掲載の許可は20年前に頂いております)
キター!堀先生渾身の仕上げです。
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ダービートレーナーでないとダービーを取る馬の調教は簡単ではありません。
ダービーを勝っている堀先生だからこその究極に仕上げと言えるでしょう。
こんなに頼もしい事はありません。普段から一回一回の出走が勝負になる堀調教師。その調教のスペシャリストの渾身の仕上げですから、重みはひと味もふた味も違います。堀調教師は私は仕上げの技術は以前お話しした四天王の中でもトップだと思っています。
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勝ち負けは時の運。相手はコントレイルが最大のライバルという事にはなるのでしょうが、他の馬も目一杯来るでしょう。
ダービーを勝つと言うことはそんなに簡単な事ではありません。
毎度言うことですが、レースでサリオスの100%の力が出せる事をただただ願うばかりです。
そして無事に帰ってきてくれればそれで良いのです。
枠も6枠12番と決まりました。いよいよ夢の舞台が目の前に迫ってきました。
私の中でも不安より期待感の方が上回っています。
頑張れサリオス! 誰よりも高く飛べ!
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なお、表題は私の好きな「ナブッコ」(ヴェルディ作曲)の中の一曲です。
初めて聞いたのは学生の時でした。ワセグリのスケールの大きい演奏に震えるような感動をしたのを思い出します。
もう、あれから25年が経とうとしています。時の流れは本当に早いものですね…。