時給850円のアルバイトから気がつけば取締役になった僕が伝えたいこと

アルバイトから出発し正社員、管理職、取締役と昇ってしまい、ついには代表取締役まで。そんな僕の思考、想いを綴る

沼津。もう1 つの原風景。

2009-09-22 | 日記(~2013年)
この写真は、きょう夕方、沼津の家の裏の松林を歩いていた時に見つけて撮った。僕がまだ幼稚園生だった頃、幼なじみのAと毎日のように遊んだ松の木だ。

蛸の脚のような状態に太い気根が数本、幹から放射状に数メートル伸びている。僕達はこの松を「秘密基地」と呼び、幹の根元の穴のようになっている場所に「宝」を隠していたりした。また、気根を体操の平均台に見立て、平均台渡りをして遊んだ。

現在はなんだか、うやうやしく、ごたいそうにこの木の根元に白い石を敷き詰めて周囲をロープで囲ってしまっている。しかし昔はそんなことはしておらず単なる形の面白い黒松だつた。 現在この松の根元は白い看板が立っていて「根上がり松 樹齢推定400年」と書いてあるが昔はそんなものは何にもない、ただの形の面白い松に過ぎなかった。根元の砂地には、蟻地獄のすり鉢状の巣があり、僕達は蟻地獄のことを「しんびり」と呼んでいた。


親友で幼なじみのAとは偶然誕生日が同じで近所に住んでいて、幼稚園に通う以前からの遊び友達で、幼稚園から高校まで同じ学校に通っていた。それからAは航空宇宙工学科に進み、僕はヨーロッパの地域研究を学ぶことになり別の道を進んだ。しかし卒業後はどちらも普通のサラリーマンになってしまった。

沼津。午後5 時。

2009-09-22 | 日記(~2013年)
夕飯前に裏の海岸へ。写真で撮るとなんとなく江ノ島に似て見えるのが牛臥山(うしぶせやま)。手前が牛臥浜、島郷(とうごう)浜だ。地味でまったく静かな、地元の人が散歩にしか来ないようなひなびた海岸が僕の原風景だ。

今、1つの計画(夢?)がある。この静かな海でシーカヤックを始めたいのだ。

きょうはこの後、夕飯を食べたら新幹線で東京に戻る。