マシュマロ雲のむこう

札幌生まれの雑貨店mashumalo cloud店主
(ただ今休業中)で
雑貨作家cotori cafeのつれづれ記

街角風景

2008-08-17 | つれずれ記
向かいのお店がお盆休みなので、もう道が真っ暗です。
今日はちくちく縫うも仕上がらなかったので
商品のご紹介は一休み。細かい作業で目も痛い~☆

さて、写真はお気に入りの煎り豆屋さんです。
東京は下町、合羽橋商店街の近くに佇んでいます。

昔ながらのちいさなお店ですが、この木枠と真鍮の
ショーケースが懐かしく、お店の奥から大きな釜で
炒られている豆の香ばしい香りが流れてきます。

注文するとガラスの蓋を開けアルミの大きなスコップで
ビニール袋にざっくざっくと計りいれてくれます。

落花生や砂糖がけの豆、ピリカラ豆・・・
わくわくしながら選びます。

途中学校帰りの小学生が「見ていこーよー」なんて来ると
そこは江戸っ子「買わないなら入ってこないで」
とぴしゃりと注意する大人なお店です。

しばらく行ってないのですが、腰が曲がった
素敵な看板おばあさんはお元気かしら?

          *

昔はこんな量り売りのお店が普通でしたよね。

商店街のお惣菜屋さんも八百屋さんも・・・
お豆腐屋さんには”タッパ”持参だったし。

子供の頃、商品をいれたビニールにくるくるっと
輪ゴムをかけるおばちゃんを密かにカッコイイ!と
思ってました。あと、つり銭をかごに入れて
ゴムで釣ってあるのも!

今では見られない街の風景だけど
しっかりココロに焼きついています。