GMキットの東急3000
そのままでは実は…という罠がありますwが、お手軽に関東私鉄の旧型電車っぽいものが作れる良いキットです。
今回は入手したジャンク完成品の再生として、京急420を作ってみました。
・・・400でも良かったのですが、せっかくアンチクライマーを加工するなら、という感じです。
入手した車体は東急の張上屋根車体風でしたので、前面は手持ちパーツに取り替えました。
屋上も全削除し、ベンチレーターを付け替えます。
・・・この辺はイチから作る方が楽ですね。塗装はがしもですが・・・
晩年のツルツル車体を再現したく、ウインドシルヘッダーをヤスリで全部削ります。
ついでに乗務員扉の手すりも削ってしまいましたが「離れてみればOK」精神で今回はスルー。
気になる方はランナー伸ばし棒や真鍮線で復活させるとよいでしょう。
・・・というか、このキットの乗務員扉は色々寸法がおかしいので、作り直すのが吉か?
雨樋も全部削ってしまったので、ランナー伸ばし棒で復活させました。
これが地味に大変でした・・・元のモールドもイマイチなので、良い方法は何かないですかね?
前面もテールライト以外のモールドは全部削り、アンチクライマは京成顔から移植しました。
床下は新規に制作。
資料があったので、手持ちパーツを寄せ集めてそれっぽくしました。
屋上も在庫品で。このキットをいくつか作ると、京急の前面はベンチレータがたくさん余りますw
アンテナは京急1000から。配管は省略しました。
縦樋やジャンパ栓受けを取り付け。
それっぽくなりました。
さて、塗装です。
今回の工作はアルミサッシをエアブラシで塗装したらどんなもんかな?というのがメインです(断言)
このキット、窓などのモールドが物凄くシャープ。
この点は間違いなく評価できると思います。
・・・72系全金車もそうかな?
なので、全体を銀で塗装し、窓をマスキングしていく手法も有効と思います。
ノギスがあれば一々寸法を当たらずにテープを切出すことが出来ますので、ある程度楽チンです。
いつも通り塗装シーンの写真はありませんが完成!
結果的に、アルミサッシを筆塗りするのと時間は大差なく、ムラが無い分有利かなという感じです。
今回は白帯の発色を良くすべく先に銀を塗ったのですが
銀→白→赤(→サッシ筆塗り)
よりは楽ですね。
ただし、モールドがダルかったり隅が丸いタイプだとマスキングに苦戦することが予想されるので、ケースバイケースかもしれません。
貫通扉上の丸い部分の雨樋は省略し、塗装で表現したのみです。
京急電車は馴染みは無いのですが、模型では塗装がビシッと決まると気分が良いのでお気に入りです。
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