私が鉄道趣味に走るきっかけと言える京王5000系
旅客車が消えて20年以上、地方私鉄に譲渡された車両も引退時期に差し掛かっています。
・・・そして今年、京王線に5000系を名乗る電車がまた走りだしました。
さて、そんな5000系の模型と言えばグリーンマックスの塗装済みキット
たまたま一畑の車の引退情報を聞いた日に中古模型店で見かけたので購入。
・・・中学生のころから欲しかったのですが、未塗装の2連ばかり組んでいてこの箱は初めてです。
回送電車かよwというのはありますがカッコいい写真で憧れでした。
この塗装済みキット、最近再生産された物は色を変えたみたい・・・
たまたま店頭に両方あって見比べました。
比べると
・白は新しい版の方が実車に近いように見える
・帯の赤が新しい版は濃すぎて茶色みたい
という感じです。(あくまで個人の感想で私の見た個体についての話)
という事で、旧製品の方をゲットした訳です。
熱が冷めないうちに組立て。
以前入手していた組立済みジャンク4連と合わせて8連を再現します。
・・・なぜ今?というと、今でなきゃ多分もう作らないだろうから。
模型やめるとか言う話ではないけど、この手の長編成はたぶんやりません。
さて、このキット、車体が印刷済みというだけで、目立つクーラーなどのパーツは自分で塗らなくてはなりません。
・・・お手軽に見えて結構難易度高いです。
その中でも前面に付ける貫通路の渡り板・票差し・運転台通風穴カバーが未塗装なのが鬼門!w
なぜ一体成型でないのか?せめて塗ってくれと思います・・・
GM28番を良く混ぜてエアブラシで塗るとまぁまぁな色になってくれます。
車体のクリームはちょっと白すぎるので、クリアにクリアオレンジを混ぜて塗ってみました。
塗ってみたのですが薄すぎてほぼ分からない感じ・・・まぁ失敗よりはいいですかね(汗
同じ要領で前面ガラスにクリアにクリアブルーを混ぜて塗装
熱線吸収ガラス風にしています。
この手の新型車にはおススメの表現です。
沢山並んだクーラー
側面には開口部が4つあるのですが、色挿し出来るようなモールドになっていません。
クーラー1個で8カ所、1両6個のクーラーで・・・というのを塗装はちょっと大変すぎる・・・
という事で、穴の部分に黒いマスキングテープを切って貼りました。
まぁ塗るより楽に実感的になります。
このクーラーは実車が山側に偏位していて(トップの写真でも分かります)、模型でもガイド穴が偏っているのですが、そのまま開けると編成でバラバラな位置に付いてしまうというワナ(説明書に一切解説なしw)があるので注意です。
クーラーの色は、車体色と同じクリームが正しいようですが、私が見た晩年には色あせなどで明らかに違う白っぽい感じ。
模型ではGM21番で塗りましたが、プラの色がクリーム色なので明るすぎました。
白や明灰白色で塗るのが一番イメージに近いかもしれません。
デワに改造された編成は遅くまで車体側面にKTRのマークが残っていましたが、他の編成がどの程度残置されていたのか不明なので今回の8連にはKEIOマークのみとしています。
・・・デワも未塗装で組立途中なのよねw
一応車内も塗装。
子供の自分には一枚ドアの銀色と、かぶり付きの座席が強く印象に残っています。
今回地味に大変だったのがこれ。
分かる人にはわかるだろうけどめっちゃ時間かかりましたw
床下機器の表現は当時なりなので、今時のキットから持ってきて組み合わせるのが正解かもしれません。
今回作成の2編成は16Fと22F
平成時代にこの編成があったのか不明(多分ない)ですが、クーラーの違いがあり賑やかな感じです。
16Fはジャンク品再生で、車体に接着剤が付いていたり酷い出来。
でも光沢塗装すれば目立たないだろうととりあえず作製w
窓ガラスは接着剤の付いていない物をジャンク箱からかき集めて切貼りしています。
・・・完全版をつくるなら23Fがいいかな?
先頭車4両
KATOカプラーと、ヘッドライトはタバサのシールドビームに交換。あとはそのままです。
行き先は急行京王八王子ゆき
・・・シールが足りなかったので中間に来る車の幕は壊れていますw
ちなみに一番右は鉄コレの一畑電車
きっちり作れば、これと比べても遜色は無いと思います。
そんな訳で自分が作った中では最長編成の8連が完成!
・・・幌とか連結間隔とか手入れしたい所は山ほどありますが、飽きそうなのでこれにて(笑
塗装済みだしお手軽モデリング!と思ったのですが、結局3週間・・・今年最後の完成品となりそうです。
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