工場長の製作日誌

模型製作記録とか辺境の記録とか

山形交通三山線103をつくる

2014-09-09 23:13:13 | 今日の製作所


もうすっかり秋っぽくなってしまいましたが、外にいるとやはり暑いです。

小さいもののシリーズということで、B凸と同時にマスターピースさんの山形交通103号を製作しました。
大昔のキットなのでもう普通にはなかなか手に入らないかと思います。
・・・実際メーカーさんのHPにも載っていません。
しかし!組みかけや死蔵している方も多いかと思います(笑
なかなかの難易度だと思います。

このキットは組みかけジャンクで入手しました。



こんな感じ。
コイツを一旦ばらして組みなおしたのですが、これは前に紹介したので割愛。
・・・たしか最近のいろいろみたいなタイトルだったと思いますw

今回はその続きから。




側面ですが、一枚板でモールドが物足りない!と感じましたのでウインドシルを凸表現にするべく、キッチンさんの板キットの雨樋を使用しました。
こいつは別部品で売られているのでまぁ使ってもいいかなという判断です。
ちなみに使ったのはクハ47153。どなたか作ります?(笑

続いて屋根。



キットだとこういうパーツ構成ですが、無理!!
全体に大きいし、オデコ部が不可能に近いので早々に断念・・・
リトルジャパンの名鉄の屋根を利用して自作します。



3分割!



両脇は車体に貼ってから整形。
この時、中央部の幅を誤っていたので広くするように加工しました。

書くのはサラッとですが、かなり難しかったです(笑

屋根のディテールは、工事用電車になる際に改装されているようで若干異なるので、営業用最晩年の写真を参考に仕上げています。

雨樋にもキッチンのパーツを利用。
これは耐衝撃用の瞬間接着剤で取り付けました。
・・・屋根を貼る前にやればハンダでも問題ないと思います。



キッチンさんの水雷ベンチレータとGMのパンタの他は0.3㎜などのプラ板で作っています。
最初は大変だと思いますが、作り出せばあっという間です。

ダブルルーフの中央部を接着してサフを吹きます。



いい感じ!
おヘソライトはモデモの江ノ電100より。サイズ的にちょうどいいです。
余っていた部品を流用したためこの部品を使っていますが、新規に用意するならもっといいのがあると思います(笑

床下はキットではチビ客車を使うことになっていますが、あまりにデカすぎて使えないので、最近のマスターピース製の2軸動力を採用しました。
実は以前仙台市電を作った時に使ったもので、ホイールベースが長すぎて似合わないのでアルナインの台枠+ワールドの動力に交換した余りです。

この車両はホイールベースが長いのでなかなかしっくりきます。





実は床下機器も表現してみました。
リトルジャパンの名鉄キットの余りパーツを使っています。
あまり目立たないのでおススメしません!w


そんなこんなで塗装して完成。
色はクリーム色がGM4番、茶色はMrカラーのあずき色と艦底色の混色です。



こんな感じで客車を牽いたり、



貨車を牽いても似合います。
動力の性能もなかなか良好なのでいろいろ楽しめそうです。


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