松ちゃんの徒然草

私、松ちゃんの見たこと。感じたことをFacebookなどに徒然に書きとめてみました。最近はかなり怒った内容ですね。

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「貧乏物語」(川上肇著)を読んで

2009-04-26 16:54:22 | Weblog
 この物語は、1916年に川上肇により書かれたものである。
 内容は、①この当時のイギリス・ドイツ・フランスの労働者の統計をもとに、多数の人々が貧乏しているか、②何ゆえに多数の人が貧乏しているのか、③いかに貧乏を根治すべきかを熱く著述している。
 石川啄木の「はたらけどはたらけどなおわが生活楽にならざりじっと手をみる」
をあげ、このごとき一生を終わる者が文明国にいかに多いかを書き、「これは20世紀における社会の大病だと信ずる」と主張している。
 今の「格差と貧困」問題と1916年当時の経済状況が変わっていないことを強く感じられた。
 貧乏の解決には、経済の民主的ルールの確立が必要なこと。政府に豊かなセフテイネットワークを確立させることの実現が必要である。
 このためには、衆議院選挙により、今の政府を下野させる外ないと感じた。
 皆さんも一度は、「貧乏物語」を読まれてみたらいかがでしょうか。

佛教の教えはどうなっているか?・・

2009-04-14 18:38:25 | Weblog
 この日曜日の新聞批評欄に「宗教団体は派遣難民を何故救わない」が掲載されていた。私はこれに納得した。
 例えば、仏教は「釈迦仏の悟りは、この世のものには全て命がある。不殺をしてはならない。生きている間に善を行えば阿弥陀に救われる」との人間が生てゆくうえでの哲学であると私は思っているし、旦那寺の住職も法話でよくこのようなことを話される。
 ところが、言うことと遣ることがちがっている。葬儀の時には何十万円というお金をお布施させているのに、生きている人間が苦しんでいるときには、救いの手を出さない。釈迦仏の教えに背いている。
 私の家は、浄土真宗であるが、このような既存の宗教団体には何らの寄付をしたくもないし、お経もあげてもらいたくない。・・・大谷派本願寺は何をしているのだろう。

 釈迦仏が怒っているのではないかなあーと私は思っている。
 現生の難民にこそ、救いの手が必要ではないだろうか。

 宗教団体は、現生の難民に救いの手を。

うららかな春、でも??・・・。

2009-04-05 17:17:36 | Weblog
 お天気もよかった今日、妻と二人で春を訪ねて里山散策。
 桜は満開。花見客は大勢でごったがえし、人の多いところはにがてな私。
 小川のある人少ない里山に移動。せせらぎの音がさわやかなり。
川辺のコウゾの花をパチリ撮影。上品な花ではあるが、これが日本紙幣の材料
となるので、複雑な心境。   
 景気が悪く、庶民はお金に追われているから。