松ちゃんの徒然草

私、松ちゃんの見たこと。感じたことをFacebookなどに徒然に書きとめてみました。最近はかなり怒った内容ですね。

「貧乏物語」(川上肇著)を読んで

2009-04-26 16:54:22 | Weblog
 この物語は、1916年に川上肇により書かれたものである。
 内容は、①この当時のイギリス・ドイツ・フランスの労働者の統計をもとに、多数の人々が貧乏しているか、②何ゆえに多数の人が貧乏しているのか、③いかに貧乏を根治すべきかを熱く著述している。
 石川啄木の「はたらけどはたらけどなおわが生活楽にならざりじっと手をみる」
をあげ、このごとき一生を終わる者が文明国にいかに多いかを書き、「これは20世紀における社会の大病だと信ずる」と主張している。
 今の「格差と貧困」問題と1916年当時の経済状況が変わっていないことを強く感じられた。
 貧乏の解決には、経済の民主的ルールの確立が必要なこと。政府に豊かなセフテイネットワークを確立させることの実現が必要である。
 このためには、衆議院選挙により、今の政府を下野させる外ないと感じた。
 皆さんも一度は、「貧乏物語」を読まれてみたらいかがでしょうか。

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1 コメント

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同感です。 (清水秀喜)
2020-01-20 16:57:38
行き過ぎた経済至上主義で、真の豊かさは得ることができない。協同組合は組織活動による共存同栄精神を貫き本当の幸せを追求する唯一無二の団体であります。
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