今日の言葉
客はめずらしいうちはくる。しかし、あきればこなくなる。実利的なものが最後は強い。奇をてらうよりも、安心できるものを提供しろ
田中角栄
菅首相起死回生の一手は?
菅首相の長男と総務省幹部4人との会食の様子を週刊文春が報じました。
「文春砲」の威力は最後の本丸「菅首相」にまで追求の手が上がりそうです。
「驕れる平家久しからず」
現在の自民党を含む国会議員の劣化はひどすぎます。議員であれば何をしても許されるという傲慢な態度が目に余ります。
白須議員の浅草ラウンジ女性同伴問題もスクープされました。自ら議員辞職を申し出るとはあやしいと思いましたが、証拠はつかまれていたのでしょう、おいしい議員待遇を放棄するわけがありませんものね。
菅首相の長男が勤務されている「東北新社」と総務省幹部とのつながり、それと白須議員の女性同伴問題の共通項があります。それは、「嘘をついてバレて弁解する」行為です。
初めから、「したので、申し訳ありません」平身低頭に正直に言えば済むことなのに、見栄や体裁があるからできないのでしょう。日本人の「潔さ」が失われてしまいました。
首相長男”接待”総務省幹部2人国会説明へ 日テレNEWS24
総務省の幹部が衛星放送関連会社「東北新社」に勤める菅首相の長男から接待を受けた問題で、これまで与党側が国会への出席を拒んできた総務省幹部らが来週、国会で説明することになりました。
自民党は会食を行っていた総務省幹部4人のうち、国会への出席を拒んできた総務審議官の谷脇氏と吉田氏に国会で説明させると野党側に伝えました。来週22日に衆議院予算委員会の集中審議で説明を行います。
菅首相長男“違法接待” 総務省局長「国会虚偽答弁」の証拠音声(文春オンライン) - Yahoo!ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/5614d8666b0627af8d987f5107c9e8263c6c92ce
令和三年は、衆議院選挙が予定されています。いつ行うかは、菅首相の胸三寸で決まります。自分の都合に合わせてやるのは見え見えです。しかし、国民の手ですることもできるとの記事もありましたので載せました。
落選運動
落選運動とは、政治家の問題ある言動を取り上げて”こういう人は次の選挙で落選させよう”と国民に伝える表現活動であり、憲法で保障されている言動、表現の自由に含まれる。特定の候補者を当選させる目的で行われる選挙運動にはあたらないので、誰でも、いつでも行うことができます。
神戸学院大学法学部教授上原博之
幸か不幸か、コロナウイルスにより、国会議員、そして政府がいかにあてにならないのかが明らかになってしまいました。令和3年は衆議院選挙の年になります。解散は菅首相の胸三寸です。支持率低下しているときはやらないと思いますが、上がる要素はなさそうです。決断はいかに、2月22日の衆院予算委員会が分岐点になりそうな気がします。
今日の一曲紹介します。
ご訪問いただきありがとうございました