日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

しるとわかるということ、そして悟ること、いくつになってもできそうな気がしてきました!

2023-03-17 22:46:25 | 日記

はじめのことば

「知る」と「分かる」はどう違うのか。作家の大江健三郎さんは「知る」から「分かる」に進むと、自分で知識を使いこなせるようになると定義した。その先には「悟る」があって、まったく新しい発想が生まれる。 朝日新聞朝刊 2023年3月15日 天声人語書き出しより

自由と不自由

自由に対する反意語は”束縛、窮屈、不自由”となります。考えてみると、人には生まれてから死ぬまで”自由”があるようでないのではないか?そんな気がしてきました。

夏目漱石「草枕」の冒頭のことばです。

山路を登りながらこう考えた。
「智にに働けば角が立つ。情に棹させば流されれる。意地を通せば窮屈だとにかく人の世は住みにくい」

自由の意味

『じ‐ゆう〔‐イウ〕【自由】 の解説  goo辞書より
[名・形動]
  1. 自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。「―な時間をもつ」「車を―にあやつる」「―の身」
  2. 勝手気ままなこと。わがまま。
  3. 《freedom》哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」をさす。
  4. 法律の範囲内で許容される随意の行為。』

戦後公布された日本国憲法の中には、「表現の自由」「思想の自由」「学問の自由」等、”自由”があちらこちらにちりばめられていました。現在もその精神は健在です。戦前は”家父長制度”のもと個人は不自由な暮らしをよぎなくされていました。戦後。進駐軍が上陸、

     「きょうからは、束縛から解放されるのだ」

安堵した子どもの表情が印象的です。

       

自由であるという思い込みその1

『親ガチャ」という言葉があります。この世に生を授けられたとき生まれた子どもは、家柄、両親の選択できる自由はありません。その環境で一人前になるまで我慢しなければなりません。

  「こんな家にうまれてこないほうがよかったのに」

究極の愚痴は

    「こんな国になぜで生まれてきたんだ」

家庭と国は自分では自由に選ぶことができません。はじめの一歩を振りかえれば”この世は自分の思いどりにはならないのだ”と自覚できます。すると、生きていくことに対して別の視点からアプローチできます。その一つの方法が精神的に自由な思考をすることです。

きょうのニュースその1

キャベツ2%値下がり、ネギも3%安:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO69260350U3A310C2QM8000/


きょうのニュースその2

三大都市圏バイト時給2.1%上昇 2月、観光回復で:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB13AQM0T10C23A3000000/

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