日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

ひとのいやがることをしてはいげません。いじめがはびこる社会からぬけださなければなりません!

2023-03-16 23:44:11 | 政治
時代の体現者ガ-シー

暴露系ユーチュ-バ-としてSNSの世界で名を馳せたガ-シーこと東谷義和氏は、ユーチュ-バ-から参議院議員当選、そして除名、その挙げ句に逮捕か、あっというまにかけぬけました。SNSを最大限に活用して当選したことはこれから議員を目指す人たちの指針になりそうです。

ガ-シ氏の得票数は"287715"票、すごい数字です。ユーチュ-ブで人気者になり、それだけの支持を得たことはまぎれない真実です。草の根で選挙活動するより、SNSでファンを獲得すれば楽して当選することがわかってしまいました。新しい選挙運動のやり方として定着しそうです。

ネット社会になる前は、選挙のときになくてはならないのが選挙カーです。投票日が近づくにつれて拡声器の声も熱を帯びてくる、候補者の必死さが伝わってきました。

『○○党の▲▲です。地元のためにきっちり仕事をします。清き一票をお願いします』


地元の駅前で、毎週火曜日の朝、通勤時間帯を利用して、改札口に吸い込まれていく人たちにアッピ-ルをしている議員もいます。党は問わず地方議員ばかりで国会議員の方々はみかけたことはありません。

地道な選挙活動より、SNS利用、あるいは旧統一教会等の団体に頭を下げての票集めの依頼、我が国の選挙制度がゆがんでしまいました。立候補の供託金が300万円、それに選挙資金等を合わせれば高額になるので庶民が気軽に参加できません。ハードルを下げれることにより、市井の優秀な人たちが国政に参加できれば、国会議場で”船を漕ぐ”人はいなくなります。ガーシー氏の発言、この点同意します。

きょうはガーシー氏の関連記事を載せました。支持した人たちはどんな思いでいるのでしょうか?

除名翌日ガーシー氏に逮捕状 ユーチューバーから議員に登りつめたダークヒーローが「海外逃亡生活」に(FRIDAY) https://news.yahoo.co.jp/articles/5ad3d5b18600306b05e07eda186fae1c37a40602す

ガーシー氏懲罰に映る制度の穴 72年ぶり除名、慎重期す:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA14B250U3A310C2000000/


贈ることば

一度口に出した言葉は決して元には戻せない

ストア派哲学に学ぶ「一度口に出した言葉は決して元には戻せない」 | ライフハッカー・ジャパン https://www.lifehacker.jp/article/you-can-not-take-back-what-you-said/

"いじる"とは

いじる行為といじめの境目はどこにありますか? | 中小企業診断士 富田哲弥の大丈夫でいきましょう! https://richfield-bs.com/cp-bin/wordpress/2019/10/24/ijiru/


鈴木宗男氏、ガーシー議員「最後の最後は来ると思っていた」のに 「私も人が良かった」と苦笑(デイリースポーツ) https://news.yahoo.co.jp/articles/c8cc33e1b5215130aaadd4d64d7de3cbbed924e2



ガ-シ-氏、15日にも「除名」決定

海外に滞在したまま国会欠席を続けるNHK党のガ-シ-(本名・東谷義和)参院議員は8日、参院が科した懲罰処分「議場での陳謝」が予定された本会議も欠席した。与野党は決定に従わなかったとして10日にも懲罰委員会を開き、議員の資格を失う「除名」とする意向だ。

この日の本会議で、尾辻秀久議長は「院議(参院の議決)に従わなかった」と述べ。ガ-シ氏を懲罰委に付すこと宣言。ガ-シ-氏は事前に陳謝文を読み上げる動画を参院に提出したが、返却されたという。これを受け、10日の懲罰委でガ-シ-氏の弁明の場を設けたうえ除名の処分を決める方向で、与野党が調整に入った。

ガ-シ-氏は参院選で初当選した後、アラブ首長国連邦に滞在を続けて帰国せず、一度も登院していない。参院は2月下旬、4段階の懲罰のうち3番目に重い「議場での陳謝」を決めた。ガ-シ-氏は従う意向を文書で示したが、与野党関係者の多くは懐疑的だった
                    朝日新聞夕刊 NEWSダイジェスト 2023年3月8日
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さわやかなかぜを吹かす政治家の出現待たれる

2023-03-16 01:59:00 | 日記

はじめのことば

不安のなかを生きた明治時代の人たちは、ある種の「わな」にはまってしまったということです。人は不安だとついついやたらとがんばったりします。みんなが不安だとついついやたらとがんばったりします。みんなが不安だとみんながやたらとがんばりだすので、取り残されるじゃないかと不安になり、これは、実は「わな」です。なぜなら、世の中は努力すればかならず報われるようにはできていないからです。
   「生きづらい明治社会」 不安と競争の時代 松沢裕作


            

     
洋画と日本人

戦後、娯楽のひとつが映画館でした。洋画と邦画が次々と上映されました。子どもだったわたしは、恋愛ものよりちゃんばら映画のほうが好きでした。でも、わたしよりも上の世代は、広いスクリーンの中で美男美女が演じる姿に魅せられ、あこがれを抱いたのではないでしょうか?今では、日本人は、容姿もよくなりましたが、当時、食糧不足のせいもあり、痩せていて、そして短足胴長の体型でした。テレビが普及する前は映画を通じてアメリカを知ることになります。映画ではアメリカの”素晴らしさ”がクローズアップされます。男性は足が長くてスリムで、女性はスマイル抜群、目元パッチリ、そのイメージが刷り込まれていきます。すると、アメリカに対する劣等感がじわりと浸透してきます。

わたしが、洋画に興味を持ち始めたのは、「日曜洋画劇場」からでした。戦後上映された映画が"またお会いしましたね"で始まり"さよなら、さよなら、さよなら"で終わる淀川長治氏の名解説でよみがえり、テレビの画面に釘付けになりました。今では、DVDやネット配信で視聴できますが、その頃はテレビが映画しかありませんでした。

GHQの『日本人洗脳計画』、骨抜きにすための”3S”スクリーン、スポーツ、セックスを活用しました。映画とテレビと併用、絶大なる効果を発揮、戦後の日本人の精神構造の中にうまく刷り込ませました。私ととそのうえの”団塊世代”はうまくアメリカにとりこまれました。

GHQの総司令官、ダグラス・マッカサーの名言です。
     
    『老兵は死なず、ただ消え去るのみ』

やっぱり、”カッコいいよな”、そんなセリフを言えるような老後をおくりたいものです。『腹切り』はご免こうむりたいものです。
    


今日のニュース 1
東京地区の生コン出荷、2月9.7%減 2カ月連続マイナス:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB0641P0W3A300C2000000/

今日のニュース 2

1月の完全失業率、2.4%に改善

総務省が3日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント低下し、2.4%となった。2020年2月以来の低さで、コロナ禍前の水準下まで回復した。

1月の就業者は、前年同月比で6ヵ月連続で増えて6689万人になった。特に医療・福祉や宿泊業・飲食サービス業で大きく増えた。一方、完全失業者は19ヵ月連続で減って164万人になった。

完全失業率はコロナ禍を受けて20年10月には3.1%まで上昇したが、経済活動の回復に伴い、その後は低下傾向が続いている。

また、厚生労働省が同日発表した1月の有効求人倍率(同)は1.35倍で、前月からま0.01ポイント低下した。20年8月以来、2年5カ月ぶりに前月を下回ったが、厚労省は「(転職)を含めた前向きな求職者が増えた影響が大きい。雇用情勢はゆるやかな持ち直しが続いている」としている。           朝日新聞夕刊 NEWSダイジェスト 2023年3月4日

〆にアメリカ映画で一番好きな映画は”慕情”でした。最後の場面はいつみても涙がこぼれます。ユーチューブの動画を載せました。





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