日本人に生まれて

前期高齢者の仲間入りをしました。昭和、平成、令和を振り返りながら、日常の出来事を綴ります。

少子化対策の第一歩は亭主の稼ぎで決まります!

2023-04-05 23:19:43 | 日記
はじめのことば

心を開けば宇宙大まで広がり
心を閉ざせば自殺まで追い込んでしまう
        松下幸之助

究極の少子化対策

過剰表現を好んで使う岸田首相、少子化対策の前に"異次元"をつけました。

「異次元」とは
1 異なる次元。また次元の異なる世界
2 (比喩的)に通常とはまったく異なる考え方、また、それに基づく大胆な施策                デジタル大辞泉より

少子化対策の原案が出ました。国の支援で子育ができるような内容になっています。何か違和感を感じます。

亭主一人の稼ぎで家族を養っていけるだけの収入を得ることができる社会にする、これが究極の少子化対策です。子どもはこの世に生まれ、幼児期のころは、おかあさんといっしょに過ごすことが一番大事なことです。
           "三つ子の魂百まで"

安心して子育てできる環境にすれば、子沢山社会が誕生します。それには大黒柱の稼ぎ次第です。それを実現させるのが政治です。

         ”言うがやすし行うは難し”

ニュース1

『異次元の少子化対策』試案  朝日新聞朝刊 2023年4月1日

経済的支援

・児童手当の拡充
(所得制限の撤廃、支給を高校卒業まで拡大、多子世帯への手当)

・出産費用(正常分娩)の保険適用の導入検討

・学校給食費の無償化に向けた課題整理

・大学などの授業料減免、給付型奨学金の対象を中間層(世代年収約600万円)に拡大

・大学などの貸与型奨学金の返済で、子育て期の負担に配慮し対応

・大学などの授業料後払い制度(仮称)の創設

・公営住宅などに子育て世代が優先的に入居できる取り組み

・長期固定金利の住宅ローン(フラット35)で支援充実

サービス
・保育士の「配置基準」を1歳6人から5人に、4・5歳児は30人から25人に改善

・保育士の処遇改善

・親の就労を問わずに保育園などを利用できる「こども誰でも通園制度(仮称)」の創設

・放課後児童クラブの受け皿拡大

働き方
・男性の育休取得率の政府目標を「2030年に85%に引き上げ」

・育児休業の一定期間、給付金の水準を休養前の賃金の手取り10割に引き上げ

・職場に気兼ねなく育休を取得できるよう、周囲の社員に応援手当などを出す中小企業への助成強化

・子どもが3歳~就学前、短時間勤務やテレワークなど柔軟な働き方を導入する制度検討

・子どもが2歳未満で時短勤務に給付を創設

・週20時間未満の短時間労働者に雇用保険の適用拡大を検討

・自営業やフリ-ランスなどの育児中、国民年金保険料の免除措置の検討

意識的改革
・国立博物館など国の施設で、子連れの人が苦労して並ばない「子どもファースト・トラック」を設ける

ニュース2

自民、小中の給食費無料提言 少子化対策「総額8兆円」:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA288L80Y3A320C2000000/

コメント (1)
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