駅前再開発とシャッター商店街令和の光と影です！

はじめのことば

正義にふりまわされたくない。それは一つの政治思想です。

鶴見俊輔『人生相談　谷川俊太郎対談集』から

小が大に呑み込まれる時代



水戸駅改札口を出て左にすすみました。駅舎から出るまで10mほどでしたが、両サイドに並ぶショップは都会でよく見かける店ばかり、周囲を見渡せばビル群、あるビルの壁には有名カラオケの看板が目にはいりました。

水戸市は茨城県の県庁所在地です。ビジネス、観光、インバウンド等の需要を喚起する目的で駅前再開発したのでしょう。いまのところは、軌道に乗っているようにみえました。

私の観光の目的は、日本三大名園の一つ"水戸偕楽園"見学です。駅からの所要時間がわかりませんので、行きはタクシーを利用しました。思っていたより近かったので、帰りはゆっくり歩いて駅まで戻りました。偕楽園の感想は次回にします。

偕楽園を後にして、水戸駅に向かう途中、商店街があり、駅まで一直線、シャッターが開いていないお店が多くみられ、道路の向かい側も同じでした。

                        　"小が大に呑み込まれる"

水戸駅周辺の賑やかさと偕楽園に向かう途中の商店街の寂しさ、明と暗、光と影、陰と陽、水戸駅周辺が完全に分断されていました。何となくやりきれない思いがしましたが、現実に戻れば、駅近で、買物、食事何でも用が足せれば、商店街まで足を運ぶ必要がなくなります。時間に追われる現代人にピタリの生活環境です。駅の再開発も無事成功、残されたシャッター商店街はどのように活かしていくのか今後の課題になるのでしょう？

〆の一曲です。

きょうのニュース

世界景気、4つの逆風　インフレや金融不安：日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70225370V10C23A4EA2000/

企業倒産、3年ぶり増加　昨年度15%増：日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70072860Q3A410C2EE9000/

東北の企業倒産、3年ぶり増加　2022年：日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCC118590R10C23A1000000/