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映画『アルキメデスの大戦』(ややネタバレ注意)

2019年08月10日 | 映画
お盆休みに入り、一人で映画を見に行くことに。

行ったのは近所の「ユナイテッド・シネマ稲沢」。

今回見たのは7月26日に公開されたばかりの『アルキメデスの大戦』。

アルキメデスの大戦とは?(公式HPより引用)

1933年(昭和8年)。欧米列強との対立を深め、軍拡路線を歩み始めた日本。海軍省は、世界最大の戦艦を建造する計画を秘密裏に進めていた。だが省内は決して一枚岩ではなく、この計画に反対する者も。「今後の海戦は航空機が主流」という自論を持つ海軍少将・山本五十六は、巨大戦艦の建造がいかに国家予算の無駄遣いか、独自に見積もりを算出して明白にしようと考えていた。しかし戦艦に関する一切の情報は、建造推進派の者たちが秘匿している。必要なのは、軍部の息がかかっていない協力者・・・。山本が目を付けたのは、100年に一人の天才と言われる元帝国大学の数学者・櫂直。ところがこの櫂という男は、数学を偏愛し、大の軍隊嫌いという一筋縄ではいかない変わり者だった。頑なに協力を拒む櫂に、山本は衝撃の一言を叩きつける。「巨大戦艦を建造すれば、その力を過信した日本は、必ず戦争を始める」・・・この言葉に意を決した櫂は、帝国海軍という巨大な権力の中枢に、たったひとりで飛び込んでいく。天才数学者VS海軍、かつてない頭脳戦が始まった。同調圧力と妨害工作の中、巨大戦艦の秘密に迫る櫂。その艦の名は、【大和】・・・。

だそう。






感想は・・・


面白かった!


なにより冒頭部分の戦艦大和の沈没シーン。

日本のVFXでもここまで表現できるかと思わせる大迫力の大和の沈没。

魚雷を多数被弾し傾き、沈んでいく大和と巻きこまれていく兵隊さんたちの悲劇が非常にリアルに描かれていたことに驚かされた。

とはいえ映画の本編では冒頭と最後しか大和は登場せず、ほとんどが会議室や人間ドラマで進んでいく。

さすがに数学で大和建造が阻止できるとは思っていなかったが、主人公が戦艦に関する情報のない中でも知恵を働かせて建造推進派に対抗していく姿には惹きこまれた。

最後に大和の設計者になる平山忠道役の田中泯が戦艦大和に対する実に深みのある考えを示し、日本人にとっての戦艦大和の意義についても深く考えさせられた。

大和の沈没シーンのCGだけでなく、いろんなことを考えさせてくれる映画を見られて大満足のめぐなのでした。
コメント
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