咲人は食い下がってメイちゃんが付き合う気があるのか聞いた。
メイちゃんは前述の通り、咲人の気持ちがさっぱりだったのに加え、
付き合ったらこの国に引っ越すっていう意味不明な価値観と
他の男とシていいっていう理解できない貞操観念まで直面してしまったので
もう、本当に、何が何やら、マジで、鬼疲れていた。
ウン付き合いたい、なんて言えないでしょこんな状況でー!!!
てゆーかマジで、アンタが引っ越してこいよ!!!
それくらいの男気見せろっつーの!(ふがー!)
ってゆーか付き合いたいなら、好きだ付き合ってくれってちゃんと言えよ!
はい。案外古い人間なんです。。。
「咲人は?私と付き合いたいの?」
「俺はもう聞いただろ」
「押してよ」
メイちゃんと同じで咲人も相当イライラしているらしく、
首を横に振った。
「俺はもう十分押したよ」
私は今でも思うんだけど
この時咲人がこんな風に意地を張らずに、きちんと私の目を見て
「俺はメイサが好きだよ。俺の彼女になってほしい」って言ってくれてたら
私はきっと
「私も」
って、彼を抱きしめていたんじゃないのかな。
でも現実は全く違って、
咲人は空港まで私の荷物を持って行ってくれたし
ちゃんと離陸したかとか気にしてくれたけど
道中の二人はとても雰囲気が悪くて
っていうか
本当に正直に言うと
咲人の態度が悪すぎて。
殴るとかひどい暴言とかそういうクズだったわけじゃぁ、全然ないんだけど
まぁとにかく、優しくなかったんだよね、全然。
私はそんな彼相手なのに、とても大人だったと思う。
だから
彼にもう
返信しなかった。
ポチポチポチポチ、ピロリン。
『無事私の国に着いたわ』
ピロリーン
『お疲れ様。フライトはどうだった?』
既読マークをつけて、そのまま携帯をカバンの中にしまった。
あなたとなんか
話したくありません。
続きます!
メイちゃんは前述の通り、咲人の気持ちがさっぱりだったのに加え、
付き合ったらこの国に引っ越すっていう意味不明な価値観と
他の男とシていいっていう理解できない貞操観念まで直面してしまったので
もう、本当に、何が何やら、マジで、鬼疲れていた。
ウン付き合いたい、なんて言えないでしょこんな状況でー!!!
てゆーかマジで、アンタが引っ越してこいよ!!!
それくらいの男気見せろっつーの!(ふがー!)
ってゆーか付き合いたいなら、好きだ付き合ってくれってちゃんと言えよ!
はい。案外古い人間なんです。。。
「咲人は?私と付き合いたいの?」
「俺はもう聞いただろ」
「押してよ」
メイちゃんと同じで咲人も相当イライラしているらしく、
首を横に振った。
「俺はもう十分押したよ」
私は今でも思うんだけど
この時咲人がこんな風に意地を張らずに、きちんと私の目を見て
「俺はメイサが好きだよ。俺の彼女になってほしい」って言ってくれてたら
私はきっと
「私も」
って、彼を抱きしめていたんじゃないのかな。
でも現実は全く違って、
咲人は空港まで私の荷物を持って行ってくれたし
ちゃんと離陸したかとか気にしてくれたけど
道中の二人はとても雰囲気が悪くて
っていうか
本当に正直に言うと
咲人の態度が悪すぎて。
殴るとかひどい暴言とかそういうクズだったわけじゃぁ、全然ないんだけど
まぁとにかく、優しくなかったんだよね、全然。
私はそんな彼相手なのに、とても大人だったと思う。
だから
彼にもう
返信しなかった。
ポチポチポチポチ、ピロリン。
『無事私の国に着いたわ』
ピロリーン
『お疲れ様。フライトはどうだった?』
既読マークをつけて、そのまま携帯をカバンの中にしまった。
あなたとなんか
話したくありません。
続きます!