『俺も明日会えるの楽しみにしてるよ、メイサ…
車が手配できて予定も都合ついたら迎えに行くよ。
そしたらまたあんな事やこんな事したいよ!!ゲヘゲヘ』
1通目で萎えた
携帯をしまおうかとおもったが、何とか持ち堪えた。(私エライ)
2通目へGO。
『君は何もしなくていいよ。ただ俺に、君に集中させて ;)』
2通目もかい
……これ、あと3通続くのかしら。
『今どこにいる?』
『友達と一緒?』
で、15分後に
『あーごめん、君はボーイフレンド3号と一緒なんだね(笑)
彼を追っ払うために言ってやってよ、2号と4号だけが良いんだってね(爆笑)』
なんか。。。
変態なこと以外、ちょっとよくわかんない(笑)
でも別に私のことが好きなわけじゃないのは、いつも通り伝わってきたわ(笑)
まぁまぁ、お気に入りなんでしょうね。
いろんな意味で。
一昨日は、私が現れてとても嬉しそうにしてくれた。
今度船に乗ろうと言ってくれた。
昨日は、また会いにきて欲しいと言った。
男の子と会ったと言ったらヤキモチを妬いてくれた。
彼のことが本当に好きなら身を引くと言った。
今日は、変態がすごかった(爆笑)
またボーイフレンドの話題を持ち出した。
アイアンは多分、私のことが本当に好きなわけじゃない。
本当に、の定義は人それぞれだけど。
アイアンが、私の思う“本当に”女の子を好きになるところが想像できない。
もしかしたら一生ないのかもしれないし、私に対してその気がないからそう見えるのかもしれない。
けれど確実に、私のことを気に入っている。
見た目が好みなだけで男の人はたーくさんのことができる。
(女の子にとっての、ただしイケメンに限ると同じだよね)
仕事を抜け出して、キスもできないのにコーヒーを一緒に飲んで、
生意気なことを言われても許して
船にだって、乗れるんだ。
でも何でボーイフレンドについて言及するんだろう。
私は頬杖をついた。
ようやっと仕事が片付いたので、パソコンを閉じたところだ。
『彼のことが本当に好きなら俺は身を引くよ。
俺はわかるよ』
笑顔の顔文字付きで送られてきたこのセリフが
いつも通り、特に意味のない言葉だったら良い。
でもそのあとのちょっと負けず嫌いな反応が
またどこか引っかかってしまった。
続きます!