だいぶ経ってしまったけど福島県の浪江町に行ったことを書きます。
以前ゆるキャラのうけどんを知って、浪江町に興味をもったかも。
福島応援ポケモンのラッキー公園。かわいい。
ポケモンマンホールもGETだぜ!
ちょうど原発事故の処理水を海に放出させる直前で、岸田首相が福島第一原発を訪れるタイミングだったようでパトカーがいっぱいいた。
海洋放出反対派の活動家っぽい人も少しいた。
海の近くに行くとこんなかんじでなにもない。草がいっぱい生えている。
私は、震災のあと、福島の沿岸のほうを訪れるのは初めてだった。
他の被災地が少しずつ復興して元通りとはいかなくても新しい町を再構築しているようすとはまったく違った。
原発事故ということがいかに重大な被害をもたらし、そして将来の希望も奪ったのだ、ということを目の当たりにした。
よく風評被害と言われるけど、実際にいまでも海に近づくと放射線量は高くなるし、線量を測って表示もされている。
放射線の影響はただちにないのかもしれないけど、子供がいてそこに住むか?と問われたら私は住まないと思った。
人がもう住まなくなった家が廃墟になっていて、背の高い草に覆われていた。
かつては畑だったと思われる土地もただ草がいっぱい生えていた。
そこに生活していた人がいて、社会があったということがうそみたいだった。
単純に原発反対というのは簡単だけど、単純じゃない自治体と国の問題とか、そこで暮らす人とか、いろいろある。
でもこんなこと絶対二度とダメだ。
みんなしあわせになってほしい。