朝5時起床
昨日は暑くて伊勢神宮がどうしようもなかったので、メカブとポンズの散歩がてら早朝から那智山を参拝することにした
向かいの山から朝日が昇る頃
まだ参拝客は誰もいません
境内では神主らしきおっさんが祈祷に現れた
俺はその次に境内へ、今日1番目の参拝者だ
那智大社の隣には那智山青岸渡寺がある
そこから滝を望むことができる
趣きがございますな
7時宿に戻って朝飯
8時
那智の滝の飛瀧神社前で母親達と待ち合わせた
俺たちとすれ違いで那智山を参拝したらしい
名物の黒あめソフトクリームを皆で食べて四国へ出発
42号線をひたすら走り、南紀白浜を通り和歌山下津港から13時40分のフェリーを目指す
13時
予定とおり下津港に到着
フェリーに乗り込む
伊勢湾フェリーよりひと回り大きな船だが、激混みだった
無理やり座る場所を確保して一休み
2時間弱で徳島に到着
徳島から高速道路で220キロ一気に四国を横断
18時半
松山道後温泉に到着
25年ぶりに道後温泉にやってきた
昔は情緒ある温泉街って感じだったが、すっかり様変わり
高層マンションのようなホテルが建ち並び、赤坂か六本木のような雰囲気だ
今夜は家族水入らず、一緒に温泉入って
飯食って
畳の部屋で雑魚寝
酒を飲みながら、いつの間にか就寝
世界遺産は富士山だけではない
九州へ帰省するついでに、伊勢神宮、那智大社、道後温泉、松山城、厳島神社を巡る旅をしてみた
事前に母親、叔母、弟の息子を御宿に呼んで、一緒に九州へ向かう
8/10(土)23時御宿出発
浜松ICから下道に下りて1号線~42号線を使って伊良湖へ
朝7時の伊勢湾フェリーに乗った
1時間ほどで三重県の鳥羽港に到着
そこから伊勢に移動
8時40分
河原の駐車場に車を停める
午前中から灼熱の太陽で激アツっ
15分ほど歩いて内宮へ向かう
お土産売り屋街に着くと、激混雑
炎天下の中、信じられない
人を掻き分け鳥居へ進む
神宮内に入ると、玉砂利の道を突き進む
よく分からん大木などを見ながら、本殿らしきところまで行くが一般の人はそこまでしか入れない
よく分からんが、とりあえず写真だけ撮って引き返す
6年ほど前に来た時と、全く変わらんな
とにかく暑いので、早々に車へ戻り、那智へ向かう
16時過ぎ那智勝浦に到着
俺たちは那智の滝の近くに宿をとってたが、急遽やってきた母親たちは勝浦の漁港の民宿に泊まることになった
たまたまだけど花火大会もあるらしいので、勝手に楽しんでくれと適当に民宿で降ろし、俺たちは那智の滝に向かった
漁港からは7キロほど離れてた
宿は美滝山荘
本当に滝のそばで、宿の前から滝が見える
とっととお風呂に入り晩飯食って
ビール飲んで疲れを癒す
22時就寝
朝3時隣に寝てたオッサンがトイレに起きた
おっチャンス
俺も起きてトイレに行くことに
トイレの窓から何気なく明かりが見える
「まさかな~」よく見ると下界の街明かりだった
「ムムムー」外に出てみたら、本当に下界の明かりが見えていた
まだ誰も起きてないな~と思ってたが、外で星空を見てる人たちが何人もいた
「なるほどね~」風が冷たく寒いので寝床にもどった
しかしまたあそこに戻るか
いやいや、後40分ほどすれば日が昇るし
ザックからジャケット出して、また外に戻った
朝4時うっすらと空が明るくなってきた
続々と起きて来る人たち
ストーブにも火が入りました
トイレ渋滞と早速食堂に並ぶ人たち
自炊始める人もいた
いよいよ日が登り始めてたら、ご飯も始まった
しょぼい朝食を速攻平らげて、出発の準備
朝5時半
硫黄岳に出発
すっかり日が昇った景色も最高にキレイ
稜線の山小屋を見下ろす景色も最高
昨日歩いた赤岳~横岳のコースも良く見える
これを眺めるために苦労してやって来た甲斐があったと思う
前回行かなかった硫黄岳の崖淵にも行ってみた
朝6時
2760m硫黄岳山頂
これで赤岳~横岳~硫黄岳の縦走達成
天気は良いし、景色は良いし、最高だね
さー後は下るだけ
8時赤岳鉱泉~10時美濃戸口を目標に下る
朝6時半
下山開始
下りは膝への負担を軽減するためにストックを使う
ダンスのステップを踏むように、軽快に下るぜ
トゥトゥトゥッ♪
するとあっという間、1時間で赤岳鉱泉に着いちゃった
朝7時半
ビール下さいって言ったら、店員がビックリしてた
俺をその辺の山登りオヤジと一緒にするんじゃねー
一杯飲んで元気満タン
さー帰るぜ
ガーミンで位置を確認しながら、トゥトゥトゥッ♪
これまた1時間で美濃戸山荘に出ちゃった
以上、朝8時半
去年からの目標だった八ヶ岳縦走は無事完了した
八ヶ岳はそこそこ制覇できたので、次回から北アルプスを攻めることにする
また山で会おう
赤岳展望荘に下りて、後ろを振り返ると赤岳山頂は雲の中になってた
さーココから横岳をめざす
横岳までの道のりは1時間くらいか
でも険しいという情報
どのくらい険しいの
硫黄岳山荘までは何時間かかるんだろう
そんな不安を抱えつつ「安全第一、安全第一」
いきなり鎖場を下り
「道幅狭っ」
しかし下の見晴らしは最高
行者小屋もしっかり確認できる
しかし
我が前方は雲の中
次第に疲れて、足がフラつく
こんなとこで滑落したとか、足滑らせてケガしたとか言ったらシャレにならんな~
よじ登ったり、恐る恐る下ったりを繰り返しながら、14時
なんとか2829m横岳山頂に到着
尖った山だけに山頂は狭い
今回山道が険しいので、荷物を減らしザックはドイターの38Lにした
良かったかもやっぱり荷物は軽いに超したことないなと思った
ここまでの道のりはなかなかなハードだったが、それよりもウザいのがアブだかブヨだか
もうず~といるどこ行ってもいる
ブーブー、ブーブーうるさいよ
虫除けスプレーやベープ持ってたけど、こいつらには関係なしだった
しかし幸い刺されることはなかったが、途中手を刺されたとか言ってる人もいた
さー後は今日のお宿、硫黄岳山荘に行くだけ
ビールが待っている
晩飯が待っている
先を急げと気持ちが焦る
振り返ってみた横岳は、俺どこ通って来たのって感じ
その後の道のりも結構大変で写真を撮る機会がなかなか無かった
風が強くなり、雲の中に入ったのか10m先しか見えなくなった
寒いからジャケット着るかな~とか考えてたらガーミンの電池が切れた
休憩がてら電池入れ換えて、さー急げと思って、前を見たら硫黄岳山荘があった
なんだよっもうすぐそこじゃん
こんな手前で休憩してたのかと思うと、追い抜いて行った人たちは「あの人何してんの」って感じじゃねーか
何はともあれ今日の縦走コースはこれで終わった
山小屋に入ると、すでに人が一杯
今日は満員だそうだ
寝床に案内されると二段ベットにふとんが鮨詰め状態
ウォー富士山で見た光景
両サイドに汚いオヤジが来ないことを祈る
この山荘はポンプで水をくみ上げてるらしく、500円でシャワーが使えるし、トイレはウォシュレットなのだ
そこだけはうれしい感じだった
晩飯は17時からだそうな
ちょっと外でビールを飲みながら時間をつぶそうと思って外に出たが寒い
こりゃいかんと部屋に戻るが、居場所もなく結局寝床で横になるしかない
やっと晩飯の時間になって食堂に人が押し寄せる
これまた鮨詰め状態で晩御飯
おかずはから揚げ1個、缶詰のいわしと思われる魚が半切れ、後は写真のような感じ
味噌汁は味噌がまったく入ってる様子のない汁
寂しい晩飯だったが、仕方ない
晩飯が終わると、もうする事がない
結局寝床で横になる
すでにどこからかオヤジのイビキも聞こえる
20時消灯
やっぱり両となりともオヤジだった
当たり前だけど・・・
右側のオヤジは静かできれいなオヤジでよかったが、左側のオヤジは汚ねー
おまけに枕を逆にしやがって汚い足が俺の顔の20センチ横に
オェ~絶対左は向かない
熟睡など出来ず、1時間起きに目が覚めながら、ひたすら朝を待つ