ものぐさ屁理屈研究室

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暴落はトレンド、トレンドはフレンド 13

2024-08-25 07:00:00 | トレンド・フォロー
今回の調整は、225・topix共に月足で見るとなかなかとエグいピンバーになっている。やはり4万円奪還となりそうである。

225月足

topix月足


さて、まだトレードは終わってはいないが、この後は5日移動平均線を割ったらエグジットする最終工程だけなので、少し早いが再現してみよう。



6月26日 図のようにレンジを、出来高を伴って上に抜けたのでエントリー。0-10

7月2日 上値の目処は前の高値だが、早め早めにツナギ売りを入れて利益を確定していく算段である。酒田新値5本目なので、2-8

7月9日 酒田新値7本目、出来高を伴って吹いたので、ここでスクウェアにする。第一工程完了。5-5

7月12日 大きく下げて、陰線で5日移動平均線を割ったので、買いを外し売りを増やしていく。7-3

7月18日 大きく下げる。25日移動平均線を下に抜けるかに注目。10-0

7月25日 結局25日・50日・75日・100日移動平均線を難なく抜けて大きくギャップ・ダウン。そろそろ戻りがありそうだし、出来高が突出して大きいので、一旦リバウンドすると判断、半分を利確。日柄は10日目なので、底打ちにはまだ早く、買いは入れない。5-0

7月31日 5日移動平均線が水平になり、長い陽線で上に抜けたのでヘッジを入れる。5-2

8月1日 翌日、直ぐに5日移動平均線を陰線で下に抜けたので、ヘッジを外す。7-0

8月5日 300日移動平均線も突破し、長い陰線。この2日間の下げは凄まじい。出来高も前回の底打ち時よりも大きく底打ちを示唆しているが、日柄が17日とまだ早いので半分の4を利確するに留め、買いはまだ入れないで置く。例によって残りの3に、この日の高値21725+1の21726にストップを入れて置く。

8月6日 あらら、上髭にストップが引っ掛かり、0-0。やれやれ。しかし、ここは「我事に於て後悔せず」である。

8月7日 長い陽線。出来高も最大で、終値で8月5日から2割(普通は1割が目安)逆行しているので明らかに底打ちと思われるが、日柄は19日目なのでちと早い。日足が5日移動平均線に掛かってきているが、5日移動平均線の傾きがまだ急なので、エントリーは見送って、様子見。

8月9日 陰線だが、下髭で5日移動平均線に支えられている形になっていて、実体部分が5日移動平均線の上に出たので、ここでエントリー。0-2

8月13日 週明け、ギャップ・アップして陽線。5日移動平均線もV字回復で相当に強い。暴落時にこのように5日移動平均線が鋭角のV字になるのは珍しく、こういう時は得てして「行ってこい」の場合が多い。つまり、2番底の可能性は殆どないと見てよい。0-4

8月14日 下髭が長い十字線。強いが「乗せ」はあまり増やさないで置くのが鉄則なので、ここで打ち止め。0-5

ということで、現在は述べたように5日移動平均線を割らない限りホールドして、上昇について行くだけの状態になっている。今回の暴落については円キャリーの巻き戻しだとか、植田ショックだとか、都知事剥離骨折ショック(嘘、笑)だとか、色々と言われているが、私に言わせるとそれらは皆後講釈で、<利巧な奴はたんと反省してみるがいいじゃないか>と小林秀雄に倣って言いたくもなる。

改めてリバモアの言葉の凄さを見せつけられた暴落であったと思う。ま、ポジション・トークですけどね。

株価を動かす要因が何か、多大の時間をかけて答えを見つけようとするのは愚かである。株価が変動する姿にのみ意識を集中させよ。変動の理由に気をとられてはならない。>(ジェシー・リバモア

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