雨の朝、大分を出発し、熊本に入った頃には雨足も弱くなる。
会場に近づくにつれ雨は上がり、代わりに強い風が出てきた。この強風のため体感温度は低くかなり肌寒い。
とは言え、雨による最悪のピッチコンディションが避けられたのは良しとしなければな。
会場に着くとトリニータvsアンクラスユースの試合が行なわれていた。
試合は1-1のままPK戦へ突入。結局、ワカナちゃんが外し、トリ敗戦となった。
羊とは小さい頃、一緒のチームで蹴っていた選手だけあって…泣き崩れる姿に管理人も思わずホロリ(泣)
PKは仕方ない、仕方ないよ。誰かが必ず外すんだもの…
さて、鎮西学院戦。
FW:鈴、姫野
MF:清末、五嶋、桜井、松本
DF:釘宮、近藤、佐藤、輪田
GK:梅村
多分、こんな感じ。
高校生だけに勢いに乗せてしまうと実力以上のものを発揮し、非常に難しい相手となってしまうことが予想される。
よって、まず、先制点を奪う。次に2点、3点と早めに追加点をあげ、相手の心に「やはりチャレンジ所属のチームだけのことはある」と敗北感を持たせ、前半で試合を決めたいところ。
と、簡単に書いてはみたものの相手は全国ベスト8、難しいよな(笑)
しかし、試合は誰もが予想しなかった方向に…(笑)
10分を過ぎた頃からスカラブが一方的に試合を進め始める。
(何?この攻勢!?正直、落ち着きません(笑))
最初の決定機、清末から姫野シュートは…入らない。さらには鈴から松本も…入らない。
まさに今シーズンのスカラブを象徴しているフィニッシュの甘さだった。もうね、ここまで入らないと呪われてるね(笑)
しかし、3度目の正直、鈴からボールを受けた桜井が確実に決め、スカラブが先制した。
さすがユイカちゃん♪まだ呪いはかかっていないようだな♪
先制した後も攻める、攻めるスカラブ。
松本のスルーパスから鈴、GKを交わし、目の前の無人のゴールにシュートを放つも…まさかのクロスバー♪
当てるほうが難しいぞ(笑)
この流れのまま前半に追加点を奪っていけば、管理人の思惑通りに試合が進むんだけどな♪
これだけ攻めてるし、フィニッシュの形も出来てるし、ほら、清末がドリブルで抜け出したよ。
GKが詰めてきたので、ほら、上手くGKの手前でゴール前の松本に折り返したよ、フリーだよ、無人だよ。
「あれ?松本の背番号12だよな!?一瞬、13に見えた…」
左足の放ったシュートは何故かしら寝転んだGKの懐にすっぽり…やなーぎさーわ(笑)
このQBKが外したところで前半終了。
いやいやいや、この試合ね、何かあるよ。後半何かあるよ。
これだけ決めれないって、絶対に何か見えない力が働いてるよ(笑)
ハーフタイム、手にビデオカメラを持つルネの偵察隊を見つける。うーむ…そのビデオの映像をダビングしてくれないか?(笑)
ルネの関係者がここを見ていましたらご連絡お願いします♪できれば清川さんが良いな♪♪
後半、ガラリと流れが変わる。
うーん、全く持って点が取れる気配が消えた。ある意味、いつものサッカーに戻ったということか(笑)
鈴に代え、DH木下を投入。
鈴かぁ、前線やサイドで起点も作れてたし、調子良さそうに見えたんで、もう少し見ていたかったが…残念。
前線に桜井を上げ、姫野とコンビを組ませた。
悪い流れの中でもフィニッシュの形を作れるようになったのは1年間チャレンジでもまれた成果なのか。
しかし、姫野、松本、桜井etcと決めれない。
うーむ、こうなると必然的に相手に流れが行くわけでして…案の定、最終ラインでボールを奪われ、そのままミドルをドン。残り10分ほどで同点に追いつかれる。
佐藤を前線に上げ、管理人もポジションが把握できないほどのSKBローテーションを行い、勝ち越しゴールを狙うスカラブ。逆にカウンターを食らう(笑)ここは釘宮がナイスディフェンスを見せ、事なきを得た。
試合は1-1のままPK戦へと突入。この瞬間、管理人の中でスカラブの敗戦が決定しました(笑)
いやね、PK戦、勝てる気しないんですよ。
1人目の輪田は決めたものの桜井、松本、近藤が立て続けに外し万事休す。
昨年に続き、1回戦でPKに泣くことになった皇后杯予選でした。
ルネサンス熊本と戦って今の実力を測りたかったのにな…ま、向こうもそうだったに違いないだろうけど(笑)
いや、入替戦のことを考えると戦わないほうが良かったのか。
小耳に挟んだ話だが、ルネ偵察隊が「スカラブ、完全に皇后杯は捨ててるな。鹿児島には勝てるだろうがスカラブは難しい…何をしてくるかわからん」と話していたそうだ。
捨ててませんからー(泣)