第8節福岡Jアンクラス戦。
今シーズン最大の強敵相手にヴェルスパはどう立ち向かうのか。
対戦が待ち遠しかった相手ではあるが、これまでの対戦スコアを見る限りでは…
やはり、レベルが違いすぎる感は否めない(笑)
しかし、これほどの強豪と戦える経験、これは大切にしたい。
と言うことで、いつもの管理人の脳内シミュレーションを行ってみました。
まずは、ここまでの両チームの攻撃力(決定率)、防御力(失点率)を算定してみることにした。
第7節までのそれぞれのチームの得点、失点、シュート数、被シュート数がこちら。
ここから決定率と失点率を出していく。
そして、それぞれのチームの決定率と失点率を見やすくグラフ化したもの。
まずはアンクラス。
攻撃力…ここまでシュート数175本、得点が44。実に放ったシュートの4分の1がゴールと言う恐ろしい数値。グラフでも1チームだけ飛びぬけているのが分かる。
防御率…28本しか相手にシュートを許しておらず、失点も2。スゴイな…
得点者を見てみても、浮田選手の9点を筆頭に満遍なく名前が出てきていることから、どこからでも点が奪える王者ブラジル代表のイメージしか湧かん…(汗)
一方のヴェルスパ。
攻撃力…シュート数は49本、得点が8、決定率は16.3%。うむ、順位どおりの数値なのかな。
防御力…シュートは47本打たれており、失点6、失点率は12.8%。グラフでは、アンクラスを追う第2集団につけている感じ。
やはり、数少ないチャンスをモノにして守備陣が踏ん張り最少得点差で逃げ切る。良く言えばイタリア代表のイメージ。
「カテナチオ」ならぬ「ナゼナチオ」が発動し、相手が「なぜ点が奪えぬ!?」と困惑したまま、試合を終わらせてきたことが分かる数値となっている…え?(笑)
以上のことから、シミュレーション…
うーむ、勝つすべが見当たらん…(笑)よし、守ろう!
まずは、ちょっと守備的布陣の「超ナゼナチオ」がどこまで通じるのか試したい。
管理人のなかで超守備的ポジションは…と考え、スタメンを楽しみに待つことにした。
えぇ、正直に言います…あわよくば、勝ち点1で良いから欲しいんですよ!(笑)
後期の対戦時には、勝ち点によって、いつもの布陣に戻し、今度はいつものヴェルスパがどこまで通じるのかやってみたい気はする。
さて、今節も引き続き羊兄を撮影班としてお呼びしました。
管理人「よろしくお願いします」
羊兄「よろしく」
円陣を解き、各々のポジションへと散っていく選手たち。
えーっと…半分ぐらいしか当たっとらんな(笑)
前半開始の笛と同時に猛攻が始まる…
うへっ…レベルが違いすぎる。
国見FCはスゴイな、よく1-1で終われたな…
MELSAはスゴイな、どうやって1点取ったんだよ…
4分、中央をワンツーで破られ、DF一人交わされエリア内に侵入され、至近距離からシュート。
しかし、GK永松が好反応。このシュートを右手で弾き出す。おぉ!ナイス!
9分、中央中盤で相手の縦パスをカットした松本、そのまま中央を持ち上がる。
ドリブルで一人を交わしミドルは…大きく枠横に逸れる。
うーむ、GKもかなり前に出ていたし、もう少し早めに狙っても面白かった。
しっかし、ボールが取れん、奪えん。
14分、左サイド6から大外の2、からのリターンを受けた6がゴールを狙う。
GK永松は掴み損ねファンブル、こぼれたところを14がスライディングで押し込み、先制される。
うーん、勿体ない失点だったけど、雨上がりだし仕方ないな。切り替えていこう。
その後も終始、押し込まれる時間が続くが、DF陣そしてGK永松が踏ん張り、1点差のまま、前半を終了する。
ふぅ、まだ、スイッチの入っていないブラジルのボール回しを見ているような前半でしたわ。
しっかし、SBが上手いなぁ。あんだけピッチをワイドに使えると楽しいな。
後半、メンバー交代はなし。
立ち上がりの37分、ヴェルスパ陣内右サイドからバイタルの8を経由し左サイドPKエリア内で6に渡る。
姫野杏が距離を取りながら対応するも、一瞬の隙をつきシュート!
これが股間を抜け、ブラインドになったGK永松は一歩も反応できず…かぁ、うめぇな。
その後もヴェルスパ陣内でのゲームが続く。
撮影班の右側、階段を2段ほど下がった位置にいた管理人。
管理人「そういえば、頭が邪魔になってない?」
羊兄「え…あぁ、隙間から見える」
54分、左サイド深い位置まで侵入した6からフォローに走る2に落とされ、ゴールラインと平行に横パスをPKエリア内へと入れられる。
森山が相手の前でカットし、弾かれたボールが前方の高本へと転がるも、ここで「ダチョウ倶楽部ミス」連係ミス。
8に拾われ、ショートドリブルから左足!
インサイドでコースを狙ったシュートは、GK永松が横っ飛びするも届かず…うまっ!
3点差となったところで、ふと、気づく。
管理人「そういえば、隙間って何?俺とテントの隙間とか??」
羊兄「あ…分かりづらかったかな…父さんの髪の毛の隙間(笑)」
管理人「薄いってこと!?」と頭を下げ、羊兄に見せると…
羊兄「ハゲとるやないかい!」
愛くるしいのぅ、我が息子よ…
59分、8中野→6中村
62分、マイボールのゴールキック。
競り合いから相手DFラインまで流れたボールをゆっくりと後ろで回される。
直後、一気にパススピードが上がり、左サイドハーフへと出され、縦へと仕掛けられる。
尾崎が並走し、一端は相手のスピードが落ちるものの、あれ?いつの間にか交わされとる!?
14のクロス性のボールがそのままGK永松の頭上を越え、内側サイドネットを揺らす。
かぁ、ありゃ取れん…
しかし、その後も続く決定機のシュートを止める、止める、止める永松。
至近距離からの反応がエグい!(涙)
65分、相手陣内に入った松本から左サイド中村へのパス。中村が上手くキープしたところ、後ろから押されFKを得る。
ちょっと距離はあるがチャンスじゃぞ。
森山FK、ゴール前に放り込むも相手DFに頭で弾かれ、逆サイドへと転がるボールに追いついた姫野加。
ゴール方向を向き11と対峙するも「キャー」の悲鳴。
慣れないフェイントにボールはなぜかサイドラインを割っている(笑)
67分、中央松本から左サイド中村へパスが渡ると縦の位置に顔を出した三砂、ワンタッチで中村へと戻し、中村はダイレクトで縦の釘宮へ展開する…が、相手の強い寄せにルーズボールに…
三砂が拾い、展開を図るも…結局は最終ラインまで押し戻される…うーむ、上手いよなぁ、この辺とか。
うん、完敗だな。後期ではもう少し抵抗できるようになっておきたいな。
ただ、いつか勝ちたい相手だよなぁ♪
●ヴェルスパ大分 0(0前半1)4 福岡Jアンクラス●
(その他の試合結果)
国見FC 4-0 ジュブリーレ鹿児島
NW北九州 0-0 柳ヶ浦
MELSA熊本 2-5 熊本USC
【第8節終了時】
順位|勝|分|負[勝点]得|失|得失
1位|08|01|00[25]48|02|+46 福岡Jアンクラス
2位|05|02|00[17]20|06|+14 国見FC
-------↑1部へ自動昇格↑-------
3位|04|01|02[13]15|05|+10 柳ヶ浦
------↑1部6位と入替戦↑------
4位|04|00|03[12]08|10|-02 ヴェルスパ大分
5位|03|01|02[10]13|05|+08 秀岳館
6位|03|01|03[10]08|09|-01 NW北九州
----------↓入れ替え戦↓----------
7位|02|00|05[06]10|28|-18 熊本USC
--------↓県へ自動降格↓--------
8位|00|00|06[00]05|22|-17 MELSA熊本
9位|00|00|08[00]01|41|-40 ジュブリーレ鹿児島
<次節>
第9節
8月5日(日)15:00~
vs熊本USC(東海大熊本星翔高人工芝)