右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

平成30年度九州リーグDiv2について

2018年01月21日 | 女子サッカー
21日(日)、九州リーグDiv1⇔Div2入替戦ならびにDiv2⇔チャレンジカップ入替戦が行われました。

大分トリニータ(Div2:3位) 2-0 柳ヶ浦(Div1:6位)
熊本USC(Div2:7位) 2-1 福岡大学(県リーグ)

この結果、大分トリニータのDiv1昇格、柳ヶ浦のDiv2降格、熊本USCのDiv2残留が決定しました。

これにより、ヴェルスパ大分が所属する平成30年度九州リーグDiv2は以下のチーム構成となりました。

柳ヶ浦(大分)
秀岳館(熊本)
NW北九州(福岡)
国見FC(長崎)
ジュブリーレ鹿児島(鹿児島)
MELSA熊本(熊本)
熊本USC(熊本)
ヴェルスパ大分

レギュレーションも多分、今シーズンと同じで上位2チームがDiv1に自動昇格。
3位がDiv1:6位と入替戦。
7位がチャレンジカップとの入替戦、8位が自動降格になるのかな。

ふぅ…キッついな(笑)
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2017シーズン総括と選手の皆さんへ

2018年01月19日 | 女子サッカー
2017シーズンが終了したんで公式戦の成績をまとめてみた。
出場数とアシストは分からんので得点者のみを集計。それと、それぞれの大会を振り返りながら、記憶に残ったことを一句詠んでみた。

【3月 第29回九州なでしこサッカー大会県予選】
[1回戦●]中津ポマト 0-1

<ロスタイム 炸裂清水の サイクロン>
※※解説※※
後半AT、グラウンダーのクロス、ゴール前フリーだった清水が左足を振りぬくもボールは何故か真上に…(笑)
柳沢サイクロンを彷彿とさせるプレーだったなぁ♪


【7月 皇后杯県予選】
[1回戦○]九州総合スポーツカレッジ(以下KSSC) 2-1○
 得点:木下、姫野加
[決勝戦●]大分トリニータ 0-1

<タンスにゴン いえいえ2本の ポストにゴン>
※※解説※※
1点を追いかける後半、決まったと思われた松本のシュートが尽くポストに嫌われたトリ戦は、選手誤りとか色々ハプニングのあった試合だったよなぁ(笑)


【4月~ 女子サッカー大分県リーグ】
[第1節▲]KSSC 1-1
 得点:姫野加
[第2節○]カティオーラ 1-0
 得点:松本
[第3節○]大分トリニータサテ 3-0
 得点:釘宮、松本2
[第4節○]LFCアミリーザ 8-0
 得点:姫野杏、後藤2、釘宮、大迫、尾崎、松本2
[第5節○]中津ポマト 1-0
 得点:尾崎
[第6節○]LFCアミリーザ 13-0
 得点:高本、姫野加3、中野、後藤2、釘宮2、尾崎3、松本
[第7節○]中津ポマト 3-0
 得点:姫野加2、清末
[第8節○]カティオーラ 4-0
 得点:清末、松本、姫野加2
[第9節○]大分トリニータサテ 4-0
 得点:松本、姫野加3
[最終節○]KSSC 2-1
 得点:釘宮2

<成長の 証を見せた 2と5節>
※※解説※※
苦しみながらも、1点をもぎ取り、そのまま守りきる。昨年からの成長を感じさせた第2節と第5節でした。
特に第5節の大迫のクロスに尾崎が合わせたゴールは、その後のリーグ戦を戦う上で大きなアドバンテージとなる非常に価値のあるゴールだったなぁ。

「リーグ戦の得点一覧」
11点…姫野加
8点…松本
6点…釘宮
5点…尾崎
4点…後藤
2点…清末
1点…姫野杏、高本、中野、大迫


【H30年1月 第15回九州リーグ・チャレンジカップ】
[1回戦]宮崎日大 2-1○
 得点:姫野加、大迫
[決勝戦]福岡大学 1-0○
 得点:松本

<おみくじに 願いは叶うと お告げあり>
※※解説※※
初詣のおみくじで、[願望]驚くことあれど慌てねば叶うとあり。
1回戦、同点弾に慌てたのは管理人だけで、選手のみんなはきっと冷静だったんで願いが叶ったんだろう(笑)


【最後に、選手の皆さんへ】
今回作ったゲーフラと共にありがとうの気持ちを伝えてみた♪

もっとGKに対して貪欲になって欲しいし、正GK座を奪う素質は十分にある。
来シーズンの更なる成長を楽しみにしています。


輪田が抜けた守備陣だったが、森山の加入は本当に大きかった。
中学時代にスカラブとも対戦経験があり、知らず知らずのところで何かと縁があった選手だったんだなと…


見るたびに成長を感じた選手。
今シーズンは守備を担当してくれたが、どのポジションでもそつなくこなせる能力があり、若手内のお姉さん役としてちびっ子たちをまとめあげてくれた。


管理人と一緒で好不調の波が大きく、ムラっ気の激しい選手だな。
チーム内では既にベテランの域になっており、備え持つ高い能力を安定的に出してくれると助かります(笑)


ミスターヴェルスパ。ミスヴェルスパと書いてしまうとビジュアル的な要素が多くなってしまうのであえてこっちで(笑)
いつどんな時でも一生懸命な選手でその姿勢に何度チームが助けられ、奮い立たされたことか…


本人にとっては苦しいシーズンだったと思う。それでも、中村の姿はチームに安らぎを与え、温かい気持ちを持ち込んでくれた。
再び舞い上がろう!来シーズンの復活を期待しています。


チャレンジカップは体調不良で欠場となったが、忙しい学生生活の傍ら、リーグ戦では安定したプレーを見せてくれた。
きっとこの選手の想いも皆が背負って熊本では戦ってくれたはず。来シーズンは元気な姿を見せてくれ。


スカラブ時代を知る選手の一人。言葉数は少ないがプレーで語る数々の言葉はこれからのヴェルスパを担う若手選手にきっと届いてくるだろう。
できる限り長い間、一緒に球を蹴っていたいものだ…


ヴェルスパ初代10番を背負った選手。
チーム状況から守備的ポジションでの出場が多くなったが、いつの日か、その秘められた攻撃センスが開花することを願っています。頑張れ!


一年間のブランクから復調し、今シーズン、チームを牽引する大きな力となってくれた。
「いる」と「いない」で試合内容がガラッと変わるほどの選手。来シーズンもその存在感を見せてください。


リーグ戦の最終節でゴールを上げた勢いのまま、熊本のチャレンジカップでも値千金のゴールを決めた。
チームを去る本人にとっても、チームへの大きな置き土産となったはず。再び赤色を着て戦う姿を見たい、待ってるけんな!


レギュラー陣では最年少の尾崎。しかしながら、闘志みなぎる戦う姿勢は姫野加に匹敵するほでプレーの一つ一つに熱いものを感じる。
見ていてワクワクする選手の一人でした。


前への突進力はチャレンジカップでも証明され、一つ上の舞台でも十分に戦えるポテンシャルを見せた。
来シーズンは苦手な守備にも果敢にチャレンジして欲しい。


スカラブの赤き血が流れる選手の一人。
仕事の関係でなかなか参戦することが出来なかったが、出場した試合では結果を残し、颯爽と去っていく…か、カッコいい…


ヴェルスパ2代目の主将。
クールな風貌とは似ても似つかない負けず嫌いな熱き姿勢を全面に押し出し戦う闘将。が、チームイチ涙もろい(笑)


1対1に絶対の自信を持つヴェルスパの正守護神…でありながら、ピッチを一歩出ればイジラレ役を担う。
うーむ、上島竜平の匂いしかしない…


元祖ルイージ。Bダッシュによるボール奪取が得意で、走るたびに効果音がなっていたのが懐かしい…
仕事の影響で見る機会が少なくなったが、この選手が動けば笑いしか起こらない才能は錆びていなかった。


選手の皆さん、1年間本当にお疲れさまでした。
また、来シーズン、お会いしましょう!!!
さーて、ワクワクドキドキのストーブリーグに突入だな…新加入はあるのか!?
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第15回チャレンジカップ2日目

2018年01月14日 | 女子サッカー
九州リーグ2部への自動昇格をかけたチャレンジカップ決勝。

対戦相手は先日のインカレでベスト16に進出した強豪福岡大学。
情報が少なかっだけに、初日の益城ルネサンス熊本フェニックス戦でリック・フレアーばりの試合巧者ぶりを見ることができたのは収穫だった。

ロングボール主体で11番のスピードによるカウンターと5番・21番の高さを活かしたセットプレー、そして、10番の個人技による攻撃が目に付いた。
1回戦も先制後には至るところでゆっくりとさりげない時間の使い方で相手を焦らしていた。少なくなる残り時間と反比例して大きくなる相手の焦り、単調なサッカーになってしまったところを往なして試合終了。やはり、ゲーム経験値の高い大学生チームだと感じた。

こうなると、ヴェルスパが戦う上でも非常に大切になってくるのが「先制点」。
とは言え、前がかりになることで招くカウンターの危険度を高めることはしたくないし、ゴール近くでセットプレーを与えたくない。やはり、前後半の70分で相手をじっくりと見ながらのゲームマネジメントが重要になるのか。互いにそれほど多くのチャンスは作れないと思うのでロースコアの試合展開が予想される。

そして、ヴェルスパにとって今日の試合は「内容」ではなく「結果」が全て。
もし、来週の入替戦へと進むようなことになれば、3年分のプレッシャーが選手たちを襲い今日以上に難しい試合になるはず。だからこそ、今日で決着を付けたい!!


10時ちょうど、運命のキックオフの笛が鳴る。

うーむ、全くと言って良いほど昨日のサッカーができてない。
相手も慎重な入りで前から来ているようには見えないんだが…焦りすぎなのか効果的にボールを運ぶことができず、前に急ぐあまり自らボールロストする場面が目立つ。
やはり、相手のプレッシャーと言うよりは己の中にある『勝ちたい!』と言うプレッシャーが最も影響しているのかもしれん…しかし、そこに打ち勝ってもらわねば、到底目の前の敵には勝てませぬぞ。

互いに様子見の色合いの濃かった前半は両チームとも得点機を作ることができず0-0で折り返す。


後半立ち上がり、いきなりのピンチが…
左サイドをスルスルと侵入され、CK付近からゴール方向へとドリブルを許し、シュートか?マイナスか?どちらが選択されても危険な位置。相手はライナー性のクロスを選択するも…ヴェルスパDFが僅かに触れたのか、このクロスはFWに合わず逆サイドへ流れて行った。ふぅ、危なかった…

直後、ヴェルスパにビッグチャンスが訪れる。
DF背後へのパス、バウンドするボールを上手く処理した姫野加がディフェンスと入れ替わるように抜け出し、GKと1対1となる。PA内やや右から放ったシュートは…すっぽりとGKの手に収まる。

1対1に弱い…うむ、ある意味いつも通りのサッカーができ始めているのかも(笑)

中央、楔を入れた展開から左サイドDF背後に出されたスルーパスに清水が反応、上手く受けてのシュートはネットを揺らし…たものの僅かにオフサイド!?
観客席からは『0.5点ぐらいくれないかしら♪』の声。

…同感♪

さらに釘宮のロングシュート、パスアンドゴーからの松本振り向きざまのシュートはそれぞれGKの守備範囲。フィニッシュまでの形は作れるようになったものの決定機とまではいかない。
相手も一瞬の隙を見逃さない。
自陣でのちょっとしたパスミスを危険な位置で奪われ、最後はインサイドでコースを狙われる。巻いたシュートは…枠上に外れ安堵の声がもれる…あぶねぇ。
DF陣は一息つく暇もないキツイ試合展開だけど頼む!踏ん張ってくれ!

更にピンチは続く。
カウンターからバイタルエリアで10が前向きにボールを受け、左前方にドリブルしながらフリーでシュート…が、闘将松本のスライディングがギリギリ間に合いブロック、弾かれたボールはゴールラインを割り、CKとなった。
このCK、GK永松の前に相手は群がり、高いフワリとしたボールを放り込む。
クリアを誤れば即ゴールになりかねないこのハイボールに対して、ヴェルスパ選手が一斉に反応するも、5が頭一つ抜けだし、至近距離からヘッド!!

(クッ…やられた)

ガンッ!!!!とクロスバー直撃!!
しかし、まだボールはゴール前の混戦の中、ピンチは続く。
このボールを再びシュートされるが、どこからともなく水色のユニがスライディングブロック。
三度跳ね返ったボール、シュートを打たれるものヴェルスパのユニフォームが身を投げ出し、シュートブロック。こぼれたところをクリアしてこの最大のピンチを乗り切った。


「私、勝利の女神なんですよ♪」
試合前、応援に来てくれた羊兄嫁が横断幕を付けながらそう話してたな…
今のが入らない…ツイてる…今日はツイてるのかも知れん。

0-0のまま後半も終了、10分ハーフの延長戦へと突入した。


ふぅ、大学生相手に中学生組がよく頑張っているな。
尾崎は相手に跳ね飛ばされながらも食らいつき、周りのヘルプを待つこと無く果敢にボールを奪いに行ってたし、清水も積極的にドリブルを仕掛け、大学生相手に一歩も負けていない姿を見せてくれている。
後藤も苦手な守備を精一杯こなし、決定機を作らせることはそう多くなかった。ただ、PAギリギリで相手を倒したときはPKかと思い心臓が止まりかけました(笑)
大迫は多分、持っているものを昨日の試合で全て出し尽くしたと思うので…今日の不出来は仕方ない(笑)


延長前半、最終ラインからヴェルスパゴール前にロングボールを放り込んでくる相手、セカンドボールも上手く拾えず連続した展開を許す。そして与えてしまったCK、再びGK前の混戦に放り込まれる。
しかし、入らない、何度シュートを打たれたことだろう…それでも入らない。ここでも全員が身体を張り、ゴールを許すことなく乗り切った。
だが、この劣勢にヴェルスパ選手たちにも焦りが見え始める。相手同様、簡単にロングボールを放り込みマイボールをロストするシーンが目立ち始めた。

しかし、すぐさま監督から、『日頃してないことをするな!下で勝負するんだろ!』と指示が飛ぶ。

この声に再びリズムを取り戻し、攻撃の形を作り始めたところで延長前半が終了する。
流れは悪くない。あと10分でなんとか…でないと、苦手なPK戦になってしまう…(泣)


延長後半、一つ一つのマイボールを大事に運び、相手ゴールに迫るヴェルスパ。
GK永松から森山・清末、さらには姫野杏・後藤・松本・高本を経由して、攻撃陣へと願いの込めたボールが運ばれる。そして、作り出したシュートチャンスに…打てない、いや、打たない!?

「打ってくれよー!!!エリア内だぞ!!」と誰かのおじいちゃんが叫ぶ。
確かに…打たなければゴールは生まれないし、最悪、シュートで終わりたいとこよな。

刻々と進む時計の針、10分とはこんなに早いものなのか!?
早く、でも、焦らずに正確に…と相反する思いが頭を駆け巡る。誰か何とかしてくれ…誰でもいい…頼む…

延長後半残り1分、中盤でのパス交換から相手陣内に入ったところで松本ボールを受け、前を向く。
と、次の瞬間、この試合何本目だろうか…姫野加が猛ダッシュ。
2人にしか見えないスペースだったのだろうか…走りこむ姫野加の目の前にポトリと供給された松本からのパス。二人いた相手DF陣は完全に後手を踏む…

DFの態勢が整わない間にPAへと侵入し、フリーでシュート体制に入ったところで飛び出したGKから思い切り軸足を引っかけられ倒される…!?


大きな笛とともに主審がPKスポットを指す。
ほぼ、ラストプレーと思われた時間帯でヴェルスパはPKを獲得した。

「ヨシッッッ!…誰が蹴るんだ!?」とベンチとピッチを交互に見ていると、主将の松本がベンチを見ている、そして監督が右足を振るゼスチャー。


ザワザワとしたざわめきが終わると、次第に静寂に包まれていくスタジアム。
松本はボールをセットし、やや下を向いたまま、しばし動かない…
そして、全てのものが静止し、それぞれが皆、様々な想いでこのPKを静かに見守る…





---------

今から4年前の2013年12月、HOYOスカラブが突然解散した。
居場所を失った多くの選手が新天地を求め、チームを去ることになった。

それから2ヵ月後。
今のチームが立ち上がったものの登録選手は10名、カテゴリーも九州リーグではなく8人制の県リーグからの再出発となった。

時には3人しか練習に集まらず…
時には7人で試合に臨むことも…

しかし、この環境に嘆くことなく、『この仲間たちとサッカーを続けたい』一心で、来る日も来る日も粛々と練習し、最初のシーズンは終了した。


2015年には後藤、大迫、清水らの中学生組が入団、改めて11人が揃う喜びを感じることができた。
そして、県リーグも今年から11人制に変更され、解散してから初めて『普通のサッカー』が出来る環境となった。
この年の県リーグを初制覇し、初めて九州リーグへの挑戦権を得ることができた。
地元中津開催の第13回チャレンジカップ。東海大五、セレソン都城と撃破し、2勝するも昇格できないと言う「ナカツの悲劇」を味わうことになった。


そして、2016年、県リーグを連覇。
再び、九州リーグ昇格の挑戦権を得て、佐賀県開催の第14回チャレンジカップ。初戦で東海大熊本星翔と対戦。
残り5分まで2-1とリードしていたものの、そこから2失点し、逆転負けと言うまさかの展開、これがあの「まサガの悲劇」…

この瞬間、羊のサッカー人生の針が止まったかのように思えた。


でも、ここまで這い上がって来たんだ…また、同じ場所に戻り、時を刻もうぜ…

----------


この静寂のなか、一人、松本だけが動き出し、助走を取る…

そして、再び、ゆっくりとボールに向かい走り始め、ヴェルスパを応援する全て人の想い、願い、希望が込められたPKは…

(頼む…頼む……)

GKの逆を突き、ゴールに突き刺さる!



「ッシャーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」

大歓声に包まれる中、全ての選手たちが1つに集まり、抱き合い、笑顔を見せる…一方で管理人は泣いた、涙が止まらなかった…




…再びカチコチとチャレンジリーグへの針が動き始めた気がした。


そして、そして、試合終了の笛。


チーム発足後、このレディースチームを心から支えてくれたチームスタッフと保護者ならびに関係者、サポーター。
そういった方々に今日の勝利をプレゼントして、喜びを分かち合いたいです!

【九州リーグ2部昇格】


でも、ヴェルスパ大分レディースにとっては、まだまだ道半ばです。
2018シーズンも今までと同様、温かいご支援、ご声援をいただけますようお願いします。

そして、選手の皆さん、本当におめでとうございます!!


○ヴェルスパ大分 1(延長)0 福岡大学○
得点者:松本
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第15回チャレンジカップ1日目

2018年01月13日 | 女子サッカー
心配された雪の影響もなく、早め早めの移動のおかげで現地には朝6時に着きました。

…えっ(笑)

昨夜、地元テレビで放送された「3度目の正直!九州リーグ昇格に挑むヴェルスパ大分レディース」を見て、改めて強い想いが湧いてくる…

『今年こそ…』と…

と言うことで、昨年に引き続き『ジャイアントキリングの起こし方(その2)』を書いてたんだけど、結局、間に合わなかった…黒い三連星の「ジェットストリームアタック」をネタに書いたんだが…残念。


星翔に敗れてからの1年、管理人なりにどうすれば選手の背中を後押しできるのか!?そればかり考えてきた。それも選手が戦っている傍でどうしたら力になれるのか…
ピッチで苦しい時にふと選手の目に入る何かを…と考えたとき、やはり、横断幕しかないのかなと。
やはりこれだな。と、そこから構図を考え、ようやく案が纏まり製作に取り掛かり、いざ発注。
完成後、自宅に届いた横断幕を見ると…カッコいーーぃ♪
選手だけを切り取るトリミングってものが上手くいかなかった選手もいるが、初めて使用するソフトに悪戦苦闘したこともあり、時間もなくそのまま製作に出してしまった…ほんと申し訳ない。

そして当日。ピッチ横の手すりに結び付けていく…

ちっちゃ(笑)

結構、大きめに作ったつもりだったが、実際に現地で付けてみると想像以上に小さい…でも、気持ちだけは伝わってくれ。一緒に戦う気持ち・想いは大きいです、ハイ(汗)

さらにもう一つ。昇格した暁には…と作った風呂桶。
川崎フロンターレが逆転優勝したけど本物のシャーレがないってことで“フロ”ンターレと“風呂”をかけた洒落で作られたものと聞いている。

「これだ!!」

ヴェルスパも「おんせん県」だし、これしかない!!と自作に取り掛かり、当日、そっとカバンの底に忍ばせていた。もし、負けたらどうしよう…その時は年号の2018の8をちょっと削って、9にして来年使えばいいかなと(笑)


そして、運命の試合が始まる…


「うちのチームにニュータイプと呼ばれる選手はいません」(監督談)

そんなチームだからこそ「三位一体」の連動した動きが必要となるこのジェットストリームアタックなのだよ。ガンダムと比較して性能的に劣るドムでも数的有利を作り立ち向かえば対等に戦えるのだよ…そう、戦いは…


動きの良い相手選手には一人でダメなら二人、三人でアタック。体力の消耗は激しいもののアドレナリンという燃料で選手は走る、走る。
前半を終えたときには「戦えてるじゃないか!」と目頭が熱くなった。

後半のCKから姫野加が頭で合わせた先制点もこのジェットストリームアタックによるものだった。
ボールが入ってくる瞬間、主将は自ら「私の背中を踏み台に使うんだ…」としゃがみこみ、相手は無意識にそのしゃがんだ主将を目で追ってしまい、ある相手選手は空中戦を警戒した。
しかし、姫野加は裏の裏をかき、主将の背中を使って空中戦を仕掛けず、その場に留まった…
結果、目の前には十戒のようにパックリと空いたシュートコースが…そのコースへ流し込んだヘッド。
まさにジェットストリームアタックではないか…感無量だ。



さらにヴェルスパは左サイドを姫野加が突破。
木下へのマイナス、木下は後ろから走りこむ高本に落とし、高本ミドル。これはGKの正面をついた。
清水もこの良いリズムに乗り、怒涛のドリブル突破を見せた。この流れで得たCK。ジェッ…あ、もう森山蹴っちゃった(汗)
ボールはファーへと供給され、釘宮が頭で合わせようとするも相手の反応がよく、対応された。

後半残り10分、自陣バイタルでの小さなミスからピンチを招き、混戦からのシュートがブラインドになり、GK永松反応するも弾き出せず、嫌な時間帯で1-1の同点となる。
管理人の脳裏には、昨年の残り5分で逆転された「まサガの悲劇」が甦る…が、しかし、ピッチで戦う選手たちは違った。

ここまでの時間、永松は終始安定したセービングと声を出し続けることで仲間に安心感を与え、森山は守備の要と言われる存在感をこの試合でも出していた。
姫野杏も確実にかつ正確に相手を封じ、時には攻撃参加を行い、高本も様々な場面に顔を出し味方をヘルプし続けた。清末は前線でも守備でも身体を張り仲間を助け、後藤も最後まで投げ出さない守備で相手の攻撃を止めた。
釘宮はメリハリのある攻守のリズムで仲間を上手く助長し、尾崎もまた最後まで闘志の走りが止まることはなかった。清水も幾度となく勝負を仕掛け、仲間に勇気を与え、松本は守備重視ながらも要所で攻撃にアクセントを付けた。
ベンチの仲間も必死に声を出し、神の声として、ピッチ上の選手たちを何度も助け、そして、いつ声がかかっても戦える準備を常に行い続けていた。

その姿はこの同点の土壇場でも変わることはなかった。


残りAT2分。


途中出場した木下はこの後半AT、仲間から繫がれた大切なマイボールを相手二人に囲まれながらも絶妙なスペースにボールを送り届け、このスルーパスに反応した大迫の冷静かつビューティフルゴールでこの大事な大事な試合に決着を付けた。



明日はいよいよ、九州リーグ自動昇格をかけた大一番。
過去2年、あと一歩の所で手の届かなかったこの大一番に臨むことになった。

明日も総力戦で福岡大学に挑もうではないか!

験担ぎの勝つ丼でも勝つカレーでもない馬刺しを食いながら、ビールを飲みながら、3年分の想いを込めエールを送る!

「明日も頑張ってくれ!そして、旨い酒を飲ませてくれ!」
健闘を祈るぜ♪

○ヴェルスパ大分 2(0前半0)1 宮崎日大○
得点者(アシスト):姫野加(森山)、大迫(木下)
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寒波が街にやってくる

2018年01月11日 | その他
昨年12月、管理人の元にプレゼントすら持ってこなかったサンタなのに…

管理人の誕生日に…
ヴェルスパにとっても、この大切な、大事な、切実な時期にカンパがやってくるとは…(笑)

さて、どうするかな(汗)
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