右サイド劇場

九州女子サッカーリーグ⚽ヴェルスパ大分レディースとフレンチブルドッグ🐶がメイン💕まったりとよろしくお願いします♪

大阪よ永久に

2017年04月09日 | その他
自身、数十年ぶりの甲子園。
阪神s巨人の伝統の一戦を見ようと社内の阪神ファンの集い(以下、猛虎組)は一路神戸港に向け、両手に持てる限りの酒とつまみを持ち、さんふらわあゴールドへと乗船した。

懐かしいな、さんふらわあゴールド。
HOYOスカラブがチャレンジリーグ参入戦を戦うため、三重県に遠征した2010年11月以来の乗船だな。もう、あの時から6年半が経つのか…
あの時は熊出没注意の山道を通されたり、通学で賑わうスクールゾーンを通されたりとアウェイの洗礼を受けたもんだ。

さてさて、19時半の出航を待たず休憩スペースで飲み始めた猛虎組。周りの人々が入れ替わり立ち代りする中、飲む、飲む、食う、飲む、飲む。気が付けば時計は23時を指していた。そろそろ風呂に入るべーと部屋に戻り、風呂場へと向かっていたところ、マッサージチェアを囲み談笑するおばちゃん集団と目が合う。
すると「あんたたち、風呂は10時半まででー」とウィンクされながら言われた(笑)

あんだけ妖艶なウィンクを出せるおばちゃんは中々いないぞ(笑)さて…シャワー浴びて寝るかな。

…ZZzz

早朝6時、船内放送で目が覚める。
「現在、神戸港まであと1時間ほどの明石海峡大橋付近です。濃霧のため、海上保安庁より航行制限が発令されましたので停船いたします。なお、制限が解除されるまで…」

もう少し寝れそうだな…ZZzz

が、寝れど寝れどアナウンスは前述の内容を繰り返すばかり。
うーむ、時間かかりそうだな。

時刻は9時。
既に神戸港に着くはずだった定刻より2時間が過ぎている。
一向に晴れそうにない濃霧に客室もざわざわとし始め、予定がどうのこうの騒ぎ始めた。その点、甲子園は幸いなことに14時プレイボール。
何とかなるだろう…ZZzz


神戸港から甲子園までは1時間ほど。
最悪、13時ぐらいに港に着けばと思いながら空腹に耐えれなくなった体を慰めるようにカップラーメンを買い食す。本当であれば昼食はビールとお好み焼きだったんだが…ワシの体よ、すまんな。

時刻は12時。定刻から6時間が経過。
携帯を片手にあちらこちらに連絡する人たちで船内はあふれ、急遽、レストランが用意した500円カレーライスに群がり、苛立ちと焦りと落胆と空腹と…様々な思いが交錯しながらガツガツとカレーを食べる群集。

うーむ、とてもじゃないが近づけない…すると…

「子供の結婚式があるんだ!どうにかならんのか!?」、
「どうしてくれるんだ!?間に合わないじゃないか!!」と乗務員に詰め寄る男女の客。
どうしようにも、この濃霧じゃレーダーも利かず、ましてこの先の狭い海峡を通ることは出来ない状況ではないだけに…どちらの心情も手に取るように解り、見ている周りの人も下を向くしかなかった。

耐えれん…と部屋に戻り横になる。

…ZZzz

「…になれ!」
「…もう中止になれ(笑)」

猛虎組の声にハッと目を覚ます。おぉ、既に試合が始まってるじゃないか。
結局、プレイボールに間に合わせてという願いは叶わず、客室でテレビ観戦となった。

3回を迎えたところでTVを通しても分かるような大雨が甲子園を襲う。
試合は中断し、30分ほど経過したところでノーゲームとなった。
うむ、払い戻し決定だな(笑)

さて、野球も中止になったし本格的にやることがなくなったぞ。

…ZZzz

「…さん!管理人さん!飲みに行こうよ!」と起こされ、気づけば18時。
「ってか、ようそんだけ寝れるなぁー」と感心されつつも昨夜飲んだ休憩スペースに向かう。

「最長時間って17時間らしいですよ。」
真実を確かめようと廊下にいた男子乗務員に聞くと「あぁー確かに17時間です。だって、その時も自分、乗ってましたから(笑)。20年前ぐらいですよ!」
って…あんた、どんだけ運の悪い男なんだ。

「23時を過ぎれば俺らが新チャンピオンだ!」と飲む、飲む、飲む…
21時を過ぎた頃、アナウンスが入る。
「ただ今、航行制限が解除されました。当船はこれより航行準備を…なお、神戸港到着は22時半頃を予定しております。」

!!!!!!

既にチャンピオン気分だったのに…(笑)

「どうするべー。そんな時間に降ろされてもすでに宿はキャンセルしちまってるよー」
とりあえず、シャワーを浴びることにし、到着後の対応を考えましょ。

その後あったアナウンスによると対応は次のとおり。
神戸港到着後、船を下りる者。
一晩船舶し翌朝5時に船を下りる者。
そのまま船で大分に帰る者。

夫婦で着ていた猛虎組の二人は幸いなことに?当日キャンセルだと違約金がかかってしまうとのことで宿がキャンセルできなかったので降りますわーとのこと。
残った野郎二人は…明朝降りることを決め、二人を見送ったあと就寝。
ガランとした客室、あんだけ人がうごめいていたのに今は6人程度。

…ZZzz

夜中の2時ごろ、体を揺らす人がいる。
寝ぼけ眼で見ると乗務員が何か言ってる。
「客室が準備できましたので…荷物持って行きますよ」
え?え??あ、はい?

通されたのは一人用の個室。
あぁ、結構な人が降りたんで空いたってことね。ふわぁ、おやすみ。ZZzz

4時半起床、出発の準備をしてると…あら?もう片方の人はそのまんまの部屋にいるようだ…あれ??なんでだ??ま、いっか。

5時に降ろされるも、最寄の駅まで行くバスの出発は6時(笑)
とりあえず、待合室でマスターズを見ながら時間を潰す。ちょうど松山がイーグルを取ったところでバスが到着。最寄の駅から新幹線の出発駅である新大阪に向かうことにした。

到着後、昼過ぎにまたここでの再会を約束し、相方とは分かれた。

チケット購入をしていた「よしもとLIVE」を見に行くために一路なんばへ。
土地勘ゼロむしろマイナスの方向音痴さんなので携帯頼りになんばへと向かった…が、えらい遠回りしてる感あるんですけどー。2回ほど乗り換えようやくなんば着。うーむ、店が開いてない。とりあえず、朝飯でも食べブラブラするかな。

というか人、多すぎ。時間が経過するにつれ増える人。一体どこからこんなに集まってくるんだい。と思ってたら、「エクスキューズミー」とブロンズの綺麗な髪色をした外人女性トリオに声をかけられる。
「ハーイ」と言ったそばから、一人の女性に「○▲※×○●×・・・」と話しかけられるも、き、聞き取れん。ようやく最後に「…ナンバステーション」と聞き取ることができ、あぁ、難波駅に行きたいのねと推測し説明しようとするも…

なんば駅の場所がわからん(笑)

「ウェイト」と告げ、きょろきょろと周りを見渡す。誰か現地人はいないか…あ、JRAのおっちゃんがおる♪あの人なら案内できるなと女性に対して、「彼ならしっちょんわー」とおっちゃんを指差しながら答えると「オォ、サンキュー」と言い、おっちゃんの下へと向かい、指を指されながら説明を受けていた。おぉ。良かった、良かった。

待ちに待ったLIVE。
本当であれば新喜劇を見たかったんだが、チケットは既にソールドアウト。
ただ、LIVEにもゆりあん、COWCOW、モンスターエンジン、スーパーマラドーナなどなど中々の芸人さんが出てるのでこれはこれで良しと思うことにします。させてください。

前説で「どっから来ましたかー」

「静岡ー」「名古屋ー」、まだまだ遠いところからきはった人ー?
勇気を出して声を出そうとした…その瞬間、「大分ー」

!!!!!!

顔は拝見することはできなかったが、あぁ、君もきっとあのフェリー地獄を味わった人なんだろうね…親近感わくわー(笑)
が、またまた次の瞬間、「沖縄ー」(笑)

さて、ネタのほうですが「吉田たち」って双子の芸人さんが一番面白かったです。機会があればまた見たいと思えるくらいの爆笑でした。
逆に残念だったのが…COWCOW。
「たけやぶやけたー」のネタだったんで…それは何度もテレビで見たことがあったんで新鮮味がゼロでした。もっと違うネタを見たかったなぁ、残念。

ということで、たこ焼き、お好み焼きを食べ、再会の地へ。
ここで相方から連絡。

「なんばから新大阪まで地下鉄一本で行けるみたい」

ワシの携帯ナビはどげーなってんですか!!(笑)

最後に日豊本線も事故のため遅れが出ましたが…なにか。
ふぅ、大阪まで何しに行ったんだーー(笑)
コメント (2)
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第29回九州なでしこ大会結果

2017年04月02日 | 女子サッカー
女子サッカーファンにとっては春の到来を告げる大会「九州なでしこ大会」大分県予選が杵築フットボールセンター行われました。
前日までは穏やかな春陽気だったんですが、当日は雹もパラつく寒さに加え、体がよろめくほどの強風。いやいや、三寒四温だねぇ。

さて、今年の参加チームは4つ。
昨年から引き続き参加するヴェルスパ大分、中津ポマトを始め、大分トリニータそしてカティオーラの4チームでのトーナメント方式による決戦となった。

まずは第1試合、ヴェルスパ大分vs中津ポマト。
ここ数年、リーグ戦ではヴェルスパに軍配が上がっていたものの、この大会は各チームの新戦力が初参戦する戦いだけに予想が全く付かない。また、チームにとっても今シーズン初となる大会だけに、試合の入りは難しいものがある。

さてさて前半です。最初のチャンスは風上にたった中津が迎えた。
中盤、中央でボールを持つ熊谷。ドリブルでスルスルと持ち上がり、危険なスペースへのスルーパス。だが強風に乗ってしまったのかどんどんと転がり、GK永松がキャッチ。展開的には危なかった。

10分が経過、試合に大きな動きはなく、互いに強風の影響でボールが収まらず、うまく繋げず、我慢の時間が続いた。
しかし、20分が経過するころには徐々に中津ペースとなり、いい形でのフィニッシュを何度か作る。この流れの中、与えてしまったCK。
一旦はクリアしたもののバイタルエリアから強烈なミドルを叩き込まれる。風にも乗ったが威力がありとても素晴らしいゴールだった。ま、あれを入れられては仕方がない。切り替えよう!しかしながら、ヴェルスパとしては、悪い流れの中、踏ん張りきれなかったのは痛いところ。

先制点で勢いに乗る中津が攻勢に出る。
ヴェルスパ陣内左サイドから早いタイミングでの中空クロス。風にも乗り、目測を誤ったDFの頭をワンバウンドで超え、DFと入れ替わるようにエリア内に侵入した相手にシュートを打たれるも、威力がなく正面、これは助かった。
うーむ、左サイドが苦しいなと思ってたらさっそくテコ入れ。

前半24分、後藤→清水
劣勢となっていた左サイドに清水をそのまま入れる。すると、大迫、尾崎らと試合を作り始め、いくらか左サイドが活性化したかな…と感じ始めたものの、なかなかフィニッシュまでは繋ぐことができない。中津の両SBの上がりが素晴らしく、効果的な攻撃参加により後手に回る時間が長くなった。終了間際、左サイドスローインからキープ、一度落とされ、速いクロス。中央ボレーで合わせられたが大きく枠横にはずれ、事なきを得たところで前半終了。

うーむ、攻め手がにゃい。
解説に呼んだセルジオ吉岡氏も苦い顔をしながら、「相手の積極的なサイドの上がりもあり、攻撃に厚みが出てる。ここをどう凌ぐか、そして、相手の守備意識を高めさせ、すなわち、こちらの攻撃参加により、どれだけサイドの上がりを防げるか。あとは、この強風。風上になる後半は、前半以上に攻める意識とシュート意識を高めるしかない。1点負けてるんだ、攻めるしかない。」

うむ、真面目な解説をありがとう(笑)

後半、開始の笛から前がかりに攻めるヴェルスパ。
右サイド、スローインから細かく繫ぎ、クロスを上げる。中央、競り合いの中、こぼれたボールを釘宮!この左足は正面を突いた、惜しい。
後半15分過ぎ、DF森山から右前方のスペースへ松本を走らせ、ゴール方向を向いた松本からの横パスを受けた中央姫野、いい形でシュートを放つも相手GKの好守にあう。くぅ、今の1対1は決めたかった…

「決めるときに決めなければ流れは変わるもの」

やはり、この試合でもその格言は当てはまるものだった。
相手にフィニッシュまでは作らせないものの、ヴェルスパ陣内で試合が進み、淡々と経過していく時間。うーむ、厳しい。

20分過ぎ、左サイドから右サイド釘宮へ大きな展開、相手とのサイド攻防に競り勝ち、中央へ低いボールを送る。ゴールを背にした松本がエリア内で受けるも…振り向けない、中津の素晴らしいディフェンス。後ろから走りこんできた清末に落とし、思い切りの良いシュートを放つも、これまたDFが体を張ってブロック!
うーむ、相手DFの出足が衰えないな…

過ぎていく時間のなか、懸命にボールを追う両チーム。

最後の最後にチャンスを掴んだのは…ヴェルスパだった。
アディショナルタイム、右サイド大きなスペースへの長いボール。サイドライン際、姫野が追いつき中を向く。その視線の先、縦に走る松本へ綺麗なパスが送られる。DFに併走されながらも、エリア内に侵入、体勢を崩しながらもグラウンダーのクロスを入れた。ニアで構えたGKとDFの間を抜け、ファーサイド、フリーで待ち構える清水の足元へ…

触ればゴール…だ…

おっとここで『清水沢サイクロン発動!(笑)』
(詳細は柳沢サイクロンでググって下さい♪)

ゴール方向に振りぬいた左足だったが、なぜかボールは真上へ(笑)
上手くフォローに走っていた大迫が左足でゴールを狙うもGKがしっかりとキャッチ。クリアされたところで試合終了。1点が遠い試合となってしまった…

さて、2試合目の大分トリニータvsカティオーラは前半を0-0で折り返したものの、後半、自力で勝るトリが2点を挙げ、決勝へと駒を進めた。

その決勝では、中津ポマトが2-1で大分トリニータに競り勝ち、5月13日から鹿児島県霧島市で行われる九州大会への切符を手に入れた。
中津ポマトさん。うちの分まで頼みます。そして、おめでとうございます!
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