いまだにシーズン無得点のチームを救うのは誰だ?!
とりあえず、勝点よりも得点が欲しい第3節。
FW:森田・松本
MF:鈴木・渡辺・前田
DH:安藤・松本2号
DF:吉松・佐藤・久保
GK:泥谷
今節はGK桑原が欠場のため、泥谷がゴールマウスを守る。
序盤、相手のフィニッシュ精度に助けられる場面が続いた。
互いに何度かチャンスを潰した前半半ば、試合が動く。
浅く引いたDFラインを破られ、左サイド深い位置からドリブルで切り込まれる。
GK泥谷が飛び出すも、クロスを入れられ、無人のゴールへ流し込まれる。
メリも反撃。
前田のドリブル突破からクロス、これはGKが上手く対応。
さらに、右サイドに出たルーズボールに松本が追いつき、
DFと競り合いながらドリブルでPKエリア内に侵入。
そこからマイナス気味に落とし、走りこんできた渡辺がシュート!
芯を食ったが、惜しくもGK真正面。
後半、GK泥谷⇔吉松、泥谷→朝井
吉松がゴールを守り、泥谷がフィールドに入る。
後半も互いに決定機を迎えるがゴール前での精度がなく、
0-1のまま、ジリジリとした時間帯が続く。
この展開を打開しようと、泥谷に代え、朝井監督がフィールドに立つ。
すぐさま大きな声で仲間を激励する。
「苦しくなったら俺の背中を見ろ!!」
…朝井さん、それ何澤ですか?
いや、まるっきり澤ですやん。
残り時間も僅か、前田にボールが渡る。
DF裏のスペースを伺うFW陣。
そこに前田からのクロスが入る…ハイ…らない。
見事!としか言いようがない、敵へのナイスな横パス。
そこからカウンターを食らう。
苦しそうに追う前田の背中が…
が、この攻撃を朝井監督がカット。
そこからメリに最大のチャンスが!!
朝井、自陣で相手ボールを奪うや、左サイドの安藤へ。
安藤の前には広大なスペースが広がり、ドリブルで駆け上がる。
見事なカウンター攻撃!!
これですね、前田さんの狙ってたのはこれですね♪
その伏線が、あの相手への横パスだったんですね♪
中央には、森田、鈴木、そしてファーには松本が駆け上がる。
そして、安藤のスルーパスは綺麗にDFラインを抜け、松本の足元にピタリ♪
―GKと1対1♪
前田:(えぇ、通った瞬間、同点だ!!と思いました…)
鈴木:(松本さんに通す為に囮で走りました。その走りが実った瞬間でした!)
安藤:(苦しい時間帯だったけど、あそこであのパスを蹴れた自分を褒めたいです♪)
松本:(来た瞬間、同点だと思いましたよ。
GKの位置も見えていましたし…え?ボール?ボールは見てなかったかな…)
…ボコッ。
トラップしたボールは無情にもGKへコロコロ…。
前田、鈴木、安藤:(やっぱりね…)
ピー、ピーー、ピーーーーッ!試合終了。
試合後のコジム総監督のコメント
記者:序盤から互いにチャンスはありました。
最後の同点のチャンスは、特に惜しかったのでは?
コジム:まず、最初に言えることは…
時に神様は、最後の最後でちょっとした悪戯をするものだ。
記者:と、言いますと?
コジム:先日、私はワイフと体重計を選びに行ったんだ。
最近、ワイフは日本のスウィーツが妙に気に入ったのか…
かなり体重が増えてしまったのだよ。
記者:この試合と関係がない…
コジム:まぁ、聞きなさい。
そんなワイフを見て、店員は新製品を勧めてきたのだ。
「奥様、実はこの体重計♪量った体重を音声で教えてくれるんです。」
“周りに聞こえるわ…そんなの恥ずかしいじゃない”
「ご安心下さい♪
この体重計は、男性と女性を自動的に判別して、
女性の方がお乗りになった場合には、
少し控えめに体重を告げる仕組みになっております♪」
“ワーオ♪”
それを聞いたワイフは大喜び。
あまりのはしゃぎ様に人が集まってきたわけだ。
しかし、そんな周りに目もくれずワイフは飛び乗ったわけだ。
ピピッっと音がなり、人工音声がこう言ったのだよ。
「この装置は一人用です…」
記者:…。
周りを良く見て、最後まで油断するなと言う事ですね?
コジム:そう言うことだ。
記者:ありがとうございました。
とりあえず、勝点よりも得点が欲しい第3節。
FW:森田・松本
MF:鈴木・渡辺・前田
DH:安藤・松本2号
DF:吉松・佐藤・久保
GK:泥谷
今節はGK桑原が欠場のため、泥谷がゴールマウスを守る。
序盤、相手のフィニッシュ精度に助けられる場面が続いた。
互いに何度かチャンスを潰した前半半ば、試合が動く。
浅く引いたDFラインを破られ、左サイド深い位置からドリブルで切り込まれる。
GK泥谷が飛び出すも、クロスを入れられ、無人のゴールへ流し込まれる。
メリも反撃。
前田のドリブル突破からクロス、これはGKが上手く対応。
さらに、右サイドに出たルーズボールに松本が追いつき、
DFと競り合いながらドリブルでPKエリア内に侵入。
そこからマイナス気味に落とし、走りこんできた渡辺がシュート!
芯を食ったが、惜しくもGK真正面。
後半、GK泥谷⇔吉松、泥谷→朝井
吉松がゴールを守り、泥谷がフィールドに入る。
後半も互いに決定機を迎えるがゴール前での精度がなく、
0-1のまま、ジリジリとした時間帯が続く。
この展開を打開しようと、泥谷に代え、朝井監督がフィールドに立つ。
すぐさま大きな声で仲間を激励する。
「苦しくなったら俺の背中を見ろ!!」
…朝井さん、それ何澤ですか?
いや、まるっきり澤ですやん。
残り時間も僅か、前田にボールが渡る。
DF裏のスペースを伺うFW陣。
そこに前田からのクロスが入る…ハイ…らない。
見事!としか言いようがない、敵へのナイスな横パス。
そこからカウンターを食らう。
苦しそうに追う前田の背中が…
が、この攻撃を朝井監督がカット。
そこからメリに最大のチャンスが!!
朝井、自陣で相手ボールを奪うや、左サイドの安藤へ。
安藤の前には広大なスペースが広がり、ドリブルで駆け上がる。
見事なカウンター攻撃!!
これですね、前田さんの狙ってたのはこれですね♪
その伏線が、あの相手への横パスだったんですね♪
中央には、森田、鈴木、そしてファーには松本が駆け上がる。
そして、安藤のスルーパスは綺麗にDFラインを抜け、松本の足元にピタリ♪
―GKと1対1♪
前田:(えぇ、通った瞬間、同点だ!!と思いました…)
鈴木:(松本さんに通す為に囮で走りました。その走りが実った瞬間でした!)
安藤:(苦しい時間帯だったけど、あそこであのパスを蹴れた自分を褒めたいです♪)
松本:(来た瞬間、同点だと思いましたよ。
GKの位置も見えていましたし…え?ボール?ボールは見てなかったかな…)
…ボコッ。
トラップしたボールは無情にもGKへコロコロ…。
前田、鈴木、安藤:(やっぱりね…)
ピー、ピーー、ピーーーーッ!試合終了。
試合後のコジム総監督のコメント
記者:序盤から互いにチャンスはありました。
最後の同点のチャンスは、特に惜しかったのでは?
コジム:まず、最初に言えることは…
時に神様は、最後の最後でちょっとした悪戯をするものだ。
記者:と、言いますと?
コジム:先日、私はワイフと体重計を選びに行ったんだ。
最近、ワイフは日本のスウィーツが妙に気に入ったのか…
かなり体重が増えてしまったのだよ。
記者:この試合と関係がない…
コジム:まぁ、聞きなさい。
そんなワイフを見て、店員は新製品を勧めてきたのだ。
「奥様、実はこの体重計♪量った体重を音声で教えてくれるんです。」
“周りに聞こえるわ…そんなの恥ずかしいじゃない”
「ご安心下さい♪
この体重計は、男性と女性を自動的に判別して、
女性の方がお乗りになった場合には、
少し控えめに体重を告げる仕組みになっております♪」
“ワーオ♪”
それを聞いたワイフは大喜び。
あまりのはしゃぎ様に人が集まってきたわけだ。
しかし、そんな周りに目もくれずワイフは飛び乗ったわけだ。
ピピッっと音がなり、人工音声がこう言ったのだよ。
「この装置は一人用です…」
記者:…。
周りを良く見て、最後まで油断するなと言う事ですね?
コジム:そう言うことだ。
記者:ありがとうございました。