銀の人魚の海

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誰が日本のコロナ禍を悪化させたのか?牧田寛著

2021-12-22 | 本、雑誌
Twitterではコロラド先生、知っている方?

どこにも所属していない工学博士。
同じく所属がないガン研究、近藤医師同様、率直にコロナ禍が書かれていた。


日本のコロナ対策のどこがダメだったか?図書館で借りた。
7月刊。310ページ。

字も小さめ、コロナウィルス分析は理系でないとわからないほど詳細だったので、斜め読み部分もあった。
知りたい方には必読。数字からの分析。
各国がどう対処、成功か失敗か・・数字、グラフで分析している。

牧田氏は、毎日、外電、外報、外信を12時間ほど読む。
日本報道のコロナは、あまりにひどく参考程度にしているとあった。

医師、専門家、政治家がPCRは精度が低い、偽陽性がでると言い続け、
日本は検査抑制政策へ進んだ。

米の検査規模は日本の65倍、いつでもだれでも無料で。

メディアを汚染した誤ったPCR検査不要論。

PCR法に偽陽性なんてアリエナイわけ。原理、化学的分析。

偽陽性、訂正不能は厚労省発だった。エセ科学、エセ医療と何回もある。

PCR検査は極めて重要な検査。価格も高くはない。
海外ではPCR検査抑制はない。日本はなぜかが、詳しく分析されている。

引用
~20年1月、ロイター配信では謎の肺炎は他人事だった。
日本は空路、海路だけなので検疫で阻止できると~
春節を前に政府が検疫を強化しないなど、政府が妙な行動をおこし、

ダイヤモンドプリンセス号での科学的にありえない愚挙を繰り返し、
詭弁もあり強い危機感を持った。

米では南北戦争以上の死者50万以上を出し、政策によっては防げた
犠牲者を出した。~バイデン政権で変わっていく。

日本オリジナル、エセ医療、科学デマゴギー、は深刻で日本の厚生行政特有、100年にわたる欠陥である。

ハンセン病への対策、差別、薬害エイズも起こした。

コロナで全国民に対する大規模エセ医療が起き
ブログ、Twitter医師もこの傾向が強く情けない。

検査が感染者を増やすのではなく、ウィルスが増やすが鉄則。
日本を除く世界の研究者が語ること。

〇ベイズ推定、がよくわからなかった。

東大、保険センターのエセ医療の実例が分析されている。

検査の特異度、ヒューマンエラーも詳しく。

〇20年7月、信濃毎日新聞に掲載、信州大学医学部保健学科K教授、

妊婦に対するコロナ対策についての指摘への、
牧田氏の考えが、まとめられている。

医学博士と工学、理学、人文社会学博士の違い。~
ワクチンについても詳しくある。氏は血圧が高いので、
今のところ接種していない。

大戦での兵士多数の脚気発症、につての分析は初めて知り興味が深い。
50年代のアリナミン普及で脚気はなくなった。

現在、検査に消極的な国は

日本、アフガニスタン、タジキスタン、カザフスタン、ブルガリア、イエメン、シリア、リビア、コンゴ、中央アフリカ、カメルーン、ナイジェリア、ベニン、ブラジルの15か国。
どこも全体主義国か、内戦による不安定国、異常な首相などがいる国、
日本もここへ入ってしまった。

牧田氏は四国在住、著述業、メルマガを発信。
亡き父も工学博士だったので読んでみた。




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