goo blog サービス終了のお知らせ 

mero mama

meroのママになってく日記

おなかの中から始める子育て

2009年06月26日 | 育児本・絵本
おなかの中から始める子育て―胎内記憶からわかるこれだけのこと
著者:池川 明
メロ評価:

なるほどぉ!!!と思える本でした

『教育の目的は、人が三十歳でどれだけの生活力をもち、生きがいをもって生活するかに尽きる』
つまり・・・『三十歳になたとき、幸せと感じて自立した生活をしている』かどうかが大切。

愛情が自立心を育てる!
本来子どもには、自立性が備わっていて、いろいろなものを自分で取り入れながら行動し、生き方をきめていこうとしています。
子育てで大切な事とは、子どもに危険が及ばないように見守りながら、なるべくさまざまなことをやらせてあげること。

視床下部扁桃体を育てる愛情をたっぷりそそぐ
心穏やかな性格や自発性は、1歳半くらいまでの間に、お母さんがどう視床下部扁桃体を育ててきたかに大きく影響する。
赤ちゃんの大脳
ほめられた⇒確認⇒少しずつ行動範囲を広げていく

心のだっこをしてあげよう
じっくり赤ちゃんがなにをいいたいのか、さえぎらず、先回りせず、赤ちゃんの心にそっと添わせて心で抱っこをしてあげる。

否定的な感情に蓋をするのは、子どもにとって大きなストレス。
泣きたいときに泣くということは、子どもの大切な自己表現。

反抗期がくれば、子育ては成功
第一次反抗期:間違っているときに、きちんと叱り生きていくうえでの規範を覚えさせることが大切。

『ゆりちかへ』ママからの伝言

2009年05月06日 | 育児本・絵本
『ゆりちかへ』~ママからの伝言~
著者:テレニン晃子
メロ評価:


ママは泣いています。ほんとうに辛いです。
ママの体はよくなりません。
せっかくゆりちかを産んで、せっかく完全に可愛い赤ちゃんを産んで、
赤ちゃんにはお母さんが絶対絶対必要なんですけど、
そばにいてほんとうに教えたいことがあるんですけど、
いっぱい話したいことがあるんですけど・・・
ママはあなたといっしょに生きることができないみたいです。
どうして、あなたを残して死なないといけないのか。
そんな!ママは死にたくないです、死にたくないです。



テレニン晃子さんはロシア人の男性と2002年に結婚して、翌年、妊娠中に重い病気を発症。骨髄のガン。
がん治療を受けて寿命を伸ばすことを選べば、妊娠を諦めなくてはいけない。
でも、晃子さんは自分の寿命より子どもの命を、寿命は短くなっても、夫のために子どもを残すことを選択。

晃子さんはゆりあちゃんに伝えたいこと・残したいことがいっぱいあったけど、命が持たない。
だから、時間がある時はノートに気持ちを書きつづって、体調が悪くて書けない時は、テープに声を吹き込む。
それが、「ゆりちかへ」という本になったそうです。

自分に残された時間が短い中、愛娘へ送られているメッセージは、母親として、女性としての視点、温かさ、優しさに溢れていました。
ユーモアたっぷりに描かれており、不思議と死を感じません。

一方で、後半に載っている闘病日記。
壮絶な内容で、絶対に生きたい、でも生きることができない無念さ。
けれど夫と娘とできるだけ長く一緒にいたい思いが痛いほど伝わりました。

子育てハッピーアドバイス

2009年04月25日 | 育児本・絵本
子育てハッピーアドバイス
著者:明橋 大二
メロ評価:

漫画だから、とっても読みやすい。
meroの知らないがいっぱい書かれてたので、自分のためにまとめました。

①子どもは、自己中心的です。
自己中心的なのは、自己主張ができる証拠!相手のことを考える能力の前に、まず自己主張する能力が必要そのことが、健全に育っている証拠

②子どもは失敗する
失敗によって学習します。

③子どもはいうことを聞きません。
言う事を聞かないのは、自立心の表れです。

④『●●●しなさい』『▲▲▲しなさい』というよりも
『●●●してくれて、ママうれしいわ』『▲▲▲してくれてママ悲しいわ』という表現にする

⑤『甘やかす』と『あまえさせる』について
甘やかすとは、大人の都合で支配すること。甘えさせるとは、子どものペースを尊重すること。

⑥叱るポイント
叱っていい子とは、情緒安定タイプ、おおらかタイプのコ
叱っていけないコは、気の小さいコ、意地っ張りなタイプ(プライドが高いけど深くキズついている場合が多い)
全人格を否定しない⇒『●●するのは、よくないよ』という言い方にする。
何を叱られているのはわかる叱り方をする。
今後叱られないためには、どうしたらいいかを伝える。

いろいろあるね

最後の授業 ぼくの命があるうちに

2009年03月25日 | 育児本・絵本
最後の授業 ぼくの命があるうちに
著者:ランディ パウシュ, ジェフリー ザスロー
メロ評価:

去年テレビで特集を見て、気になって買った本で、再度読み直しました。

大学教授の著者が、癌になって3人の幼ない子供たちと妻にメッセージを残すための最後の授業を講義するというお話(実話)

僕が思う親の仕事とは、子供が人生を楽しめるように励まし、子供が自分の夢を追いかけるように駆り立てることだ。
親にできる最善のことは、子供が自分なりに夢を実現する方法を見つけるために、助けてやることだ。

だから、僕が子供たちに託す夢は簡潔だ。自分の夢を実現する道を見つけてほしい。
僕はいなくなるから、きちんと伝えておきたい。
僕がきみたちにどんなふうになってほしかったかと、考える必要はないんだよ。
きみたちがなりたい人間に、僕はなってほしいのだから。

そしてどんな道を選んだとしても、僕がそばにいるかのように感じてほしい。



親ってどう生きたらいいいのか
どう子供に接したらいいのか

その答えを明確に書かれてある本で、
大切なことを伝えられる親になりたいと思える本です。

第5章の『人生をどう生きるか』
第6章の『最後に』

とくに、この二つの章だけを読むだけで充分すぎるくらい親としての愛が伝わります。

第6章の書き出しには、こうかかれてあります。
いとしいわが子へ~僕の大切な宝物へ~

大切な宝物へ・・・・かぁ


卵の緒

2009年03月12日 | 育児本・絵本
お向かいの林ちゃんに借りました。
何度か彼女と本を貸し借りしてて、今回はこれ。

『卵の緒』 著者:瀬尾まいこ

僕は捨て子だ。子どもはみんなそういうことを言いたがるものらしいけど、僕の場合は本当にそうだから深刻なのだ

・・・ていう唐突な書き出しでではじまる捨て子で9歳の『育夫』君を、母親役『君子』27歳が育てあげる親子愛のお話です。
mero的には、理想のママ像を見つけたので嬉しい


そもそも・・・meroが『家族』をつくるにあたって、
えぇ~っと『家族』ってどんなんなんだっけ・・・ワカラナイ
      ・・・というのが正直な答え

そ~いえばっ・・・meroに『父親』っていなかったし、
『母親』といえば、かなり特殊な生き方をしていて、友達のお母さんみたいな存在ではなかったしぃ
『家族』ってどういうかたちが正しい?!普通?!
母親の役割?ってど~ゆうのよ
・・・父親ってそもそも何するの

32年程生きてまいりましたが、この問題は、最近の中でなかなかの難問でした。


でも、育つ環境がどうのだとか、普通はこうだ!とか
やっぱりそんなもの関係なかったわ知ってたけど・・・
大切なのはLOVEでしょう
愛以上のものはないっということを、再認識できたのは、この小説のおかげです。


以下・・・mero のお気に入りのくだりです。

『でも・・・でも、へその緒が親子の証しだって。先生が言ってた』
『教師の言うことを鵜呑みにしていては、賢くなれないぞ。へその緒なんてちょっと大きいスーパーに行けば、百円前後で売ってるわよ。あんなゴムチューブが証しだなんてそれこそびっくりだわ。』
『じゃぁ、卵の殻が僕の家の証しなの?』
『本当バカね。証しって物質じゃないから目に見えないのよ』
『・・・結局僕が、捨て子だからでしょ?』

・・・とまぁ会話がつづいて、君子が育夫につたえるこの言葉がたまらない。

『母さんは、誰よりも育夫が好き。それはそれはすごい勢いであなたを愛してるの。今までもこれからも変らずによ。ねぇ。他に何がいる?それで十分でしょ?』


じぃ~ん
わかる?わかる??
ストレートすぎるこの表現
正直この言葉をいわれたら、照れるけどやっぱり素直に嬉しいし、あったかい

ちょっと臭いけれど、こ~ゆぅことがいえるママになるのが今のmero理想であります