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meroのママになってく日記

なぜか3兄弟全員が東大合格!『勉強しろ』と絶対言わない子育て

2011年07月19日 | 育児本・絵本
 本のタイトルに目が止まって、思わず買ってしまった本。

 本のタイトルからは想像できない著者のイイ加減な感じが、よかったです。
  勉強は、それぞれしたい時期になってからすればいいというスタンスで、
  母は、趣味に没頭して自分の人生を楽しむ。苦手な事はしない。
  大切にしているのは、子ども達との健全な関係性を保つ為の会話。

 とにかく、干渉しすぎない。
  男の兄弟を育てるには、このくらいの方がいいのかもしれないと思えた1冊でした。

メロ評価 : 


 環境だけ作って強制はしない。
 『勉強しなさい』はNGワード

   小言をいいたくても、飲み込んだ理由は、子どもの多感な時期に勉強のことだけで会話を終わらせたくなかったからだとか。
  『 君たちの人生だろ~ 』とちょっと突き放して考えていたようです。(笑)


 『勉強はそれぞれしたい時期になってからすればいい』と自分に言い聞かせてきました。
  なぜ勉強するのか。勉強するとその先に何があるのかを理解できたとき、はじめて自分がやっている事の意味をみつけて
  そのための努力が必要と感じられるのではないでしょうか。

 著者の想いは、大木に育てたい。葉っぱの数を増やすよりも、幹の部分を育てたい。
  つまり、自分の力で考えて、自分の力でどうにかしてほしいというのが根底にあったと書かれてありました。
 

 きちんとしたご飯を作ろうとしたら、時間がいくらあっても足りない。
  自分の時間がなくなって、『早く食べんか!』と目を吊り上げるより、ほがらかなお母さんでいることのほうが、消化にいいのではないでしょうか。

   確かにっ!!
  

 反抗期はなかったことにする。
  親を否定して自分の考えを通そうとするのですから、支配者の親側からすれば反抗期。
  でも子ども側からすると、自分の価値観を見出だし自分の考えをつくろうとする自立期。

 子育てというより、大人育てをする。
  親は子どものすることが気になり、どうしても口出しをしてしまいがちです。
  小学校のうちは身体的にも無理やり言うことを聞かせることができますが、中学生になると親と同等かそれ以上になります。
  気持ちも大人びてくるので、上から目線でものを言おうものなら激しく反発されます。
  そこで、時期をスッパリ決めて『大人』ということにしたのです。(中学入学当日から)


 子どもたちに時間や約束事を守ること=人間として生きる基本のルールは厳しく言ってきました。
  一方、部屋の掃除がどうのといった生活スタイルには無頓着でした。

   そんなんでいいんだ・・・とちょっとほっとしたメロです。
  もともと、掃除は好きではないし、叱るのも好きではないと言ってるのは著者。
  そこは、メロも同感
  不得意なことをすると負担になって、人に八つ当たりしてしまうので、それをやめる。
  ささいな事でおこらなくてよくなると、叱る回数自体がぐっと減る。つまり・・・
  部屋は不衛生でも(笑)家族の精神衛生はさっぱり
   なるほどねぇ~