mero mama

meroのママになってく日記

りゅうせいのやりたかったこと

2013年12月18日 | 兄貴と弟の関係

保育園でお餅つきがありました。

 『 お時間のある 保護者の方は、ぜひご参加くださいね 』

とのことでしたので、

あさひとともに、喜んで参加したところ・・・・

保護者 は 私だけでした・・・・ あれ・・・・。



まぁ、・・・普段 保育園での生活をじっくりと観察できないので、

いい機会だと思って、お餅つきの後もちょっと お邪魔して遊ぶことにしました。


お餅つきを終えた園児たちは、飛び散るように園庭で遊んでいます。

りゅうせいを探そうとしたら、担任の先生が近寄ってきて 言いました。


 『りゅうちゃん 2人乗りの三輪車にのりたかったらしいんですが、
   小さいクラスのお友達が使ってるから、今は使えないってわかってて、でも
   気持ちが切り替わらないみたいなんです・・・・。』

そう言って、園庭の真ん中で 突っ立っている りゅうせいを指さしてくれました。

 ああああ・・・・・ほんとだ。。。



ちょっと遠くから見ても、なんか納得いかないような顔をして、ほかの遊びもしようとはせず・・・
立ちすくんでいるように見えます。


 『 りゅ~せー 何してるの? 先生から聞いたけど、あの三輪車にのりたかったの??? 』

 『 うん ・・・ !!!! あっ! 』

りゅうせいの話を聞こうとして近づいてみたら、急に走り出しました。



お目当ての三輪車を 小さいお友達が飽きて 乗り捨てたのです

すかさず、走り寄ったりゅうせいが、自分がつかってもいいかを交渉してます。




・・・が、まだ使うらしいそぶりをされ、肩をおとして 私のところに戻ってきました。

トボトボ・・・・って言葉が合うそんな歩き方です。



  毎日乗れるものなのに、こどもって この 今っていう時間を
   譲れない気持ちがあるのかな。。。。。なんて思いました。




ところで、 2人乗り三輪車は、保育園に2つあります。

あきらめきれない りゅうせいの その気持ちを応援すべく・・・
目を凝らして三輪車の動きを観察する母。



すると、もう1つの方が 空いてることに気が付きました。

 『 りゅうせい あそこ!! 空いたんじゃない??』




りゅせい 全速力

しかし、今度はほぼ 同時に到着した 同じクラスの女の子が やっぱり三輪車を狙っていました。 



 競争率高いな・・・・・。


しばらく、りゅうせいも その女の子も 三輪車から手を離さなかったのですが、

次の瞬間 涙ながらに りゅうせいが 引きました。



もう ダメだ・・・。と言わんばかりに、ポロポロ涙をおとして
 りゅうせいは、フラフラと戻ってきました。




(あさひ)『おしっこ~~~ぉぉ』


りゅうせいの気持ちを汲んであげて、なんとか受け止めてあげようとしたら、あさひのおしっこ コール。

まったく、タイミング悪・・・だけど、仕方がない・・・こればっかりは。。。。



小さいクラスのお友達には、譲る。使ってないものを確認して、交渉する。

自分の主張は、するも・・・最後には、女の子に譲る。

逆ギレなんかせず、泣きわめかない 思い通りにならない 男の悔し泣き・・・・

そんな りゅうせいに ちょっと ほっこりしていた母で・・・・あります。





あさひのおしっこも済んで、園庭に戻ると 

お目当ての2人乗り三輪車をついにGETし 大満足のりゅうせいが 言います。


(りゅうせい) 『 あさひ~ のってもいいよ!!!』





(りゅうせい) 『 あさひ~ あっち行ってみる?? よし! いくよぉ~ 』




   


りゅうせいの今日の譲れない思いは、

あさひを後ろに乗せて走ってあげる事 だったみたいです。