2023.10.9(月)美の壺「秋をまるごと 柿」 <File.459>
極上柿800本を育てる畑に潜入!
柿一筋50年の農家が見つけた“柿が元気になる方法”とは!?
平安時代から愛されてきた伝説の干し柿が登場!
糖度は普通の柿のおよそ3倍という。
絶品の味わいを生む千年の技“手もみ”とは!?
1000本に一本の柿の木からしか取れないという希少な「黒柿(くろがき)」の工芸品も登場!。
艶やかな黒が幻想的模様を醸し出す。柿渋染め、日本限定の柿スイーツも必見!
・いとこ=ケンジ(妻と喧嘩して家出)
・猿蟹合戦:猿は青い柿を投げつけた
・包む・染める・光・室町時代には柿の葉に歌を書いて川に流した
【甘く】
・天下富舞(糖度25度)¥540,000/箱:岐阜県本巣市
・条紋:表面に出来る年輪のような傷(甘さの証拠)・・・傷口を治そうとして糖度で治す
・冬の「剪定」・枝先を上に上げる(養分吸収法)
壺①:甘さを極めた、日本の味覚
・柿すだれ(干し柿)・堂上蜂家柿(どうじょうはちやがき)=糖度65度
・毎日手もみをすると水分が偏らずトロトロとした半生の果肉に仕上がる
・箒で細かい傷をつけると染み出た糖分が結晶化し砂糖をまぶしたようになる
【楽しく】
・奈良県吉野地方:渋柿の葉 ・・・ 柿の葉ずし(殺菌、防腐効果)
壺②:愛されて輝きを増す
・柿を使ったタルトタタン(フランス)
・フレデリック・カッセル(パティシエ):柿は梨とリンゴと桃の美味しさが凝縮された果物
・柿のミルフィーユ(生柿と干し柿のマリアージュ)
【渋く】
・京都 柿渋染
・200年続く染色工房5代目 吉岡幸男
・地味な色だが、水をはじくなどタンニンの良さを持っている
・渋柿の実から作る(熟す前の青い柿からタンニンを絞り出す。2~3年かけて熟成させる”白”→”茶”)
壺③:時が育む美しさ
・山形県天童市 木工芸家:吉田宏介
・黒柿(水墨画のような柄をもつ木材)
・樹齢150年を超えた老木にだけ現れる(確率は1000本に1本)
・孔雀杢(くじゃくもく):最上の材
(草)草刈家に代々伝わる柿の術
【出演】草刈正雄,津田寛治,【語り】木村多江
(EPGから引用)
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