これをB級グルメと呼んでもよいのだろうか?
横須賀へ行って昼時になったので、何を食べようという話になり、「焼肉が食べたい」との意見を採用して、さて、思い浮かんだのが「葉山牛」だった。
葉山で育てられた牛だから、葉山牛と名づけられている。
そもそも、葉山町自体が小さな町で、天皇陛下の御用邸があるだけに、宅地や耕地面積もかなり限られる。
そんな訳で、牧場といっても、北海道や長野県のように広大なものがあろうはずはなく、とてつもなく希少性のある牛なのだ。
よくマスコミなどに取り上げられる、森戸の旭屋牛肉店は、葉山コロッケでもデパートの物産展に出店するほどの有名店になったのも、葉山牛の販売をしていることにある。
とはいえ、葉山牛専門の焼肉店を、そうそう思いつくはずもなく、確か横横バイパスの横須賀ICから葉山方面へ向かってすぐにあったなぁ・・・と自分に言い聞かせつつマイカーを走らせることしばらく。
湘南国際村の入り口ほど近くにやっと見つけたのが「角車(つのぐるま)」だ。
建物は、もとペンションとか喫茶店を思わせ、駐車場もそれほど広くない。
しかし、お客さんはほぼ満席に近い。
ランチメニューには、ハンバーグはもちろん、サイコロステーキとか、スライスステーキ、ビーフシチューに、カルビ焼き、牛チャシュー丼、そして、140g3880円のサーロインステーキランチもある。
ここはやはり、ランチメニューの左上(トップ)に掲げているものが、一押しメニューだろうから、ちょっと奮発して、ミニ会席ランチ(下写真)2940円を注文した。
陶板焼き葉山牛80g、角煮、ローストビーフ、こんにゃくサラダの小鉢、お新香、スープにライスが付く。
タレは、ニンニク醤油か、おろしポン酢のいずれかを選ぶ・
いや~ぁ、とにかく柔らかくて美味しい。
陶板焼きはコゲめがちょっとついたぐらいが香ばしいし、角煮はじっくり煮込んだ歯ざわりで旨味がじゅわっと口に広がる。
そして、ローストビーフは、しっかりした歯ごたえで、肉らしい食感だ。
コーヒー、紅茶、ほうじ茶は、セルフで飲む。
娘の頼んだハンバーグ&カルビ焼き 1700円は、これまたボリュームがあって美味そうだ。
(店内)
(外観)
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