散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

遠望・富士山2022.01.18(国立感染症研究所第6報)

2022年01月21日 | ☆撮!富士 #Fuji

「データサイエンス」とは、いったい何者なんでしょう?
ググってみると「日本オラクル」のホームページ(ここをクリック!)に、「端的に言えば、統計、科学的手法、人工知能(AI)、およびデータ分析などの複数の分野を駆使してデータから価値を引き出すことです。」と解説がありました。
ところで「オラクル」って何?と、またググると、ウィキペディアの曖昧さ回避のためのページに、「預言、神託、託宣。神の言葉。または、それを受け取る人(預言者、シビュラ)、受け取る場所(神託所)。聖書、特にそのうち預言にかかわる箇所。」という定義がありました。
SNSやクラウドに保存された膨大なデータを解析することで、企業利益を生み出そうという技術が「預言」となり、「結果」を出すという技術がデータサイエンスの存在意義のようです。
新型コロナウィルスのオミクロン株の感染拡大に歯止めをかけるべく、まん延防止措置が発出され、1月21日~2月13日がその対象期間となりました。
神奈川県の感染者数が1千人を超えた1月14日からの経過を見ると、

1 1 1 1 1 1 1
14 15 16 17 18 19 20
新規 1155 1538 1751 1859 1990 2288 3344
陽性者数

という状況です。
しかし、増え続ける感染者がいる中で、重傷者や死亡する人の数はあっても、分析がマスコミのニュースから見えてこないことに不安を覚えます。
そこで、政府機関「国立感染症研究所」の発表が、どこまで真実を語り、事実をどこまで明らかにしているのかわかりませんが、最近報告された「オミクロン株について(第6報)」を読み(ここをクリック!)、メタ坊なりに解釈して、今後も行動していくことにしました。
第6報の結論としては、
【感染対策】
個人の基本的な感染予防策は、変異株であっても、従来と同様に、3密の回避、特に会話時のマスクの着用、手洗いなどの徹底。
ということで、アルファ株だろうと、デルタ株だろうと、オミクロン株であっても、100年以上続くインフルエンザ対策とまったく変わらないということ。
ではなぜマスコミが、短期間での感染者急増に、3回目のブースター接種の遅れを煽りたてるのかというと、これまでと変わりばえのない情報の中から、あくまでマスコミの存在価値、新聞などのメディア販売を促す目的に合ったセンセーショナルっぽいネタを取り上げて悪者を作り出そうとしているのではないでしょうか。
そんな重箱の隅の記事に一喜一憂せずに、南アフリカやイギリス、アメリカなど感染者数が多い国のデータをもとにしている報告の中の「症例が少ないので確定的なものではない」というコメントを意識しながら、その例示を読み取ってみましょう。
さて、オミクロン株の潜伏期間は、3日をピークに6日ほど。
発症間隔は、早くて2・3日後、発症者の99%が曝露してから6・7日までに発症していたと考えられます。
つまり、感染者からうつると6・7日までには、何らかの症状が出るということで、オミクロン株以外のウィルスの発症間隔が10・11日後にまで及ぶのに比べると短いことがわかります。
たとえ発症したとして、オミクロン株は気道の炎症にとどまり、肺炎を起こすケースが比較的少ないとも報告があります。
ワクチンの非接種、1回目接種、2回目接種、3回目接種の別なく感染例があり、また個人差もあるので、いずれが効果的とはいえませんが、3回目接種の有効例の報告があるので、やらないよりやった方がよりベターとのことです。
オミクロン株以外の肺炎を引き起こす株については、非接種者と接種済者とでは重症・死亡のリスク格差が大きいので、リスクバランスや withコロナ社会を考えて接種するかしないか、どう行動するか、自己責任で考えるしかないようです。
エアロゾル感染(2m以上離れた長距離間での感染、又は感染者の不織布マスク着用が自己申告と他覚的な確認で確認された状況での感染)が起こっているとはまだ断言できる症例は少なく、これまで同様ほぼ飛沫感染(たぶん、双方ともマスク非着用の状況での会話など)で、特に換気の悪い密な飲食店店舗内での感染、長時間密な状態で室内作業する等だと思われ、その感染を家庭内に持ち込むことで感染拡大させているようです。
30歳前後が感染者の平均値なので、人との密な接触機会が多い、若い人・現役世代に感染が広がっています。
最近、寒さが厳しいのも一因で、身近なところで、咳やくしゃみの音が聞こえます。
風邪やインフルエンザ同様に、ちょっとした怠さや熱っぽさ、ノドの痛み程度の症状なら、これまでの新型コロナとは違ったイメージのオミクロン株に感染したとは思わないのかもしれません。
新型コロナ向けに開発された薬はオミクロン株に対して効果低下が認められ、また、既感染者の免疫は成立せず、再感染するようです。
ワクチンを打ったから、症状が軽いからといって、気軽に複数人と換気の悪い店内で酒宴を行ったことが感染の急拡大につながったと考えられます。
いくら軽いといっても、ある人数に一定割合の重傷者・死亡者がでているとすれば、パイが大きくなるほど、入院患者も増えて医療崩壊を起こす恐れがあり、それが「外出自粛」「時短営業」で人流抑制する結果を招いたといえます。

ということで、これまでと変わらず、初心を忘れずにしっかりとした感染対策、君子危うきに近寄らずMASK飲食の徹底(食べる時は無言、マスクをしてから会話、酒はNG)をキモと心得て、できるだけ家族以外との会食は避ける一方、屋外ウォーキング・散歩を中心にストレスを貯めない健康的な日々を過ごしたいと思います。
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昼ごろの富士山

夕焼けの富士山


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