散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

60代のことばたち「世にも危険な医療の世界史」

2022年01月20日 | ★集メタ坊屋敷ごみ

リディア・ケイン ネイト・ピーダーセン 著
福井 久美子 訳/文藝春秋・62ページ目
錬金術師は銀を心や月に関連づけたが(金と太陽を結びつけたのと同じように、そこから派生して、精神異常者(リナティック)などの精神疾患にまつわる用語が生まれた[「ルナ」には月という意味がある]。スプーンから銀を摂取しすぎて肌が青くなったお金持ちは、「青い血族(ブルーブラッド)」と呼ばれた。
*****
本のカバーそでの内容紹介には、
生まれる時代が違ったら、あなたも受けていたかもしれない--。科学を知らない人類が試みた、ぞっとする医療の数々。
・ラドンが溶け込んだ放射性飲料水をがぶ飲み!
・溺れて意識を失ったらタバコを尻に挿しこんで蘇生!
・大量に出血した患者にはブランデーを生で注射!
・ペストになったら粘土を食べて解毒!
・頭痛がしたらこめかみに焼きごてを押しあてて解決!
・患者を強引に押さえつけ、6秒で太ももを雑に切断!
・ヒルを肛門に突っ込んで内臓から瀉血!
・傷口には死体から採取した人間の脂肪を塗りつける!
・ヤギの睾丸を身体に移植して若返り!
と記述されています。

この本を読もうと思ったきっかけは、無料動画サービス「GYAO!」で配信されている海外ドラマ「女王ヴィクトリア(ここをクリック!)」の中で、夫の兄(ザクセン・コーブルク・ゴータ公:エリンスト2世)が性病に罹り、水銀の蒸し風呂で治療するというシーンがあったからです。

大英帝国を象徴する女王として知られたヴィクトリア女王の物語。面白いです。

>>>「100ページ目のことばたち」由来


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