久しぶりの「ふるかわ」は、しずかだなぁ・・・と思いました。
お客さんはというと、いつもどおり満席です。
そう、マスターは以前から寡黙でしたが、
ママさんはその分、すこぶる威勢がよく、
お客さんとの会話のキャッチボールが、ポンポンと止まりませんでした。
それが、まったく会話が続かず、しずかなのです。
よくよく見渡すと、団塊の世代の姿がありません。
当然、メタ坊も還暦を過ぎて、一度は定年退職した身です。
「千明」からの流れをくむ「ふるかわ」を知る常連といえば、
団塊の世代。
彼らは、昼は食事、夜は一杯と律儀に通い、
同僚や後輩、時として上司にも講釈を垂れるのが日課でした。
その世代交代があり、密度の濃い常連は絶滅したのだと、分析しました。
さて、メニューは変わっていません。
右の2つが不動の「ふるかわ2大定食」ともいえるもので、
3つめ以降は、カウンター越しに見えるホワイトボードに書かれています。
これを知らずに「肉じゃが!」などと頼んで、
ママさんに「今日はないわよ!」と一喝されるのは、ズバリ一見さんでした。
相変わらず、卓上には、煮物と漬物が置かれています。
定食が出るまでの間、うっかりこれを食べ過ぎて、
定食の丼めしを残したために、
「残すんだったら、はじめから半分といってよ!」
と、ママさんにたしなめられたこともたびたび。
メタ坊の頼んだ「さしみ定食」は、見出し写真のとおり。
さすがに、丼めしを食べきる人が減ったのか、普通の茶碗めしになっていますし、
大根も手に入りにくいということで、ツマも少なめでした。
「天ぷら定食」はというと、下写真のとおり。
ボリューム感満載です。
さしみの小皿も後からやってきました。
(店内)
常連らしき人は皆、日替わりの「いわしの天ぷら定食」を頼んでいました。
このボリュームがまたすごい! どおりで皆、恰幅がいい。
(外観)
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