散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

千葉佐原・バス旅3~千よ福

2010年12月26日 | ☆千葉県
よくもまぁ、こんな上品な食事場所を見つけたものだ。
小江戸・佐原として整備をすすめていても、川越のようにメジャーになるには、それこそ朝の連続ドラマにでも舞台設定されなくては、なかなか世間に認知されることは難しい。
おまけに、インターネットで検索をかけても、満足に情報発信ができていない現状では、アプローチする手がかりもつかめない。

「千よ福」は、“ぶれきめら”という会社の飲食事業なのだそうだけど、その程度にしか正体がわからない。
建築は、景観協定にあわせて造られたという、古建築を思わせるような佇まいながら、店内は実に現代風な雰囲気を持つ。

観光地・佐原の中心的な場所に大きな駐車場がある。
その奥に入口がひっそりとあって、通りがかりの人には見落とされそうだ。
建物は、思いのほか大きく、奥の方は、小野川に面して蔵造りの外観にしてあるようだ。


小さな木戸をくぐると、落ち着いた和風建築が見えてくる。


中にはいると、木と白壁を大胆に強調した意匠が目に飛び込んでくる。
また、地形に合わせたのか、なんとなくスロープ的な床が変化を見せる。


すでに食事を楽しんでいるお客さんを見たところ、地元の人が、法事や会合によく利用しているようだ。
町全体に高齢化がすすんでいることは例に漏れないとなれば、足を折らねばならないお座敷よりも、イス席の方がかえってお年寄りには喜ばれるという配慮で、設計されているんだろう。


あとで、インターネットで調べればいい、なんて思っていたから、値段がわからない。
かろうじて、持ち帰った舟めぐりのパンフレットに、ランチメニューとして、
小江戸弁当 1890円、千与福御膳 2940円、黒毛和牛うす焼御膳 2100円、うなぎ御膳 2415円などとあるから、きっと、小江戸弁当だと思うんだけど・・・。
2段重を開けると、天ぷら、刺身、煮物、焼き物がコンパクトに納められ、なかなか美味しかった。


デザートもついている。

ビールは個人払いだったから、メモしてあった。
生ビール 550円(見出し写真)、瓶ビール 600円。
日本酒は、本醸造で、東薫、馬場本店とも、1合 600円。
ちなみに、試飲で飲んできた東薫の大吟醸酒・叶は、1合 1700円也。

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