散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

遠望・富士山2019.12.12

2019年12月12日 | ☆撮!富士 #Fuji

神奈川県立公文書館には小さな?展示スペースがあります。

10月17日から来年3月31日まで、
「もうひとつの金河奇勝ものがたり」
「歴史資料で辿る神奈川の地名」
という企画展示をしているというので見に行きました。

歴史好きや、まち歩きを趣味にしていると、
こういった企画展示は、時間や興味があれば、わざわざ出かけていきます。
神奈川県立公文書館は、運転免許試験場のある旭区中尾にあり、
我が家から近いので散歩を兼ねてときどき立ち寄ります。

それにしても、今回は展示がダブルで、
それも壁面ケースのみというのは、
神奈川県が公文書館の維持にどれほどのウェートを置いているのかがわかります。

一時期は、国やマスコミをあげて「情報公開」に血眼になって取り組んでいましたが、
桜を見る会に象徴されるように、個人情報を盾にとって、
黒塗りにするか、やましい内容は保存期間を短くして廃棄するようになりました。
今は、積極的な情報公開を前提に建設された公文書館はやっかいもの?という訳です。

それから考えると、当時「ヒロシです」が市長となった某市では、
中国人留学生やナナコさんや、山手の囲い館など、
やましいことが多かったのか、
公文書館など建てる計画はさらさら無かったようで、代替施設は見当たりません。
当時、いろいろ通っていた事実を隠滅するために、
公用車の運行記録を廃棄したことが前例となったので、
新しい市役所への移転にあたり、
文書を保管するスペースが確保できないことを理由に、
保存年限の見直しを進め、すでに再生紙に姿を変えているかもしれません。

昭和は時効が成立しているとして、バブル期の盛衰とともにあった平成は、
有史の歴史の中に何ページ書かれ、どこまで深く記述されるのか?と考えます。
見えない書けない電子媒体の中に閉じ込められ、
いつか復元できないデータになって廃棄されていくのでは・・・。

とにかく、今回の企画展示、
コツコツと調べ上げた成果であることには頭が下がります。


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