散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

お食事処・和田浜「くじら竜田揚げ定食」

2016年03月25日 | ☆千葉県

世代的なものなのか、むしょうにクジラが食べたくなるときがあります。
豚肉・牛肉を当たり前のように食べられる今どきの若者なら、
この衝動は一生ないに違いありません。

メタ坊が小さかった頃は、冷蔵庫もなかったし、
家では魚が動物性たんぱく質で、
トンカツやすき焼き、まして生姜焼きでさえ、
豚肉、牛肉類は、祝い事や来客時限定でした。
だから、学校給食は「ごちそう」そのものです。
好き嫌いをいって残すヤツは、
ほぼ貸家を持つ地主か、駐留米軍基地の従業員の子どもです。

給食には、どんな形にせよ、肉の代用品として鯨肉が使われていて、
これがダメという人の多くは、クジラのベーコンが入っている献立のときでした。
千葉の祖母に預けられることの多かったメタ坊は、
郷土食の「クジラのたれ」をよく食べていたので、
クジラのベーコンは逆に大好物でした。

今回も道の駅・和田浦WA・O!のレストラン「和田浜」で、
くじら竜田揚げ定食 1350円


くじらフライ定食 1350円

を食べて、鯨食文化を愛する日本人であることを再認識しました。

「捕鯨」という目的がなければ、
阿波・徳島から紀伊・勝浦(太地)、房総・安房(和田浦)へと、
漁民が移り住むこともなく、必然、メタ坊が生を受けることもありません。
また、黒船だって日本にやってこなかったでしょう。

(レジ前に置いてあるクジラのモニュメント)


(店舗入口)


(店内)


冒頭に書き込んだように、今どきの若者が立ち寄ることが増えたせいか、
くじら料理や近海の魚料理を売りにしていたレストランのはずが、
いつの間にか、ハンバーグ定食を特別メニューとして掲げていました。


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2 コメント

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野毛 (酔華)
2016-03-26 07:10:31
若い頃、よく呑み食いした屋台の「クジラ屋」が懐かしいです。
スーパーでクジラが出ていたら即購入しています。
醤油、ニンニクとショウガで味付けしたステーキが一番。

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代用品 (メタ坊)
2016-03-31 00:33:34
捕鯨禁止が叫ばれて、
鯨肉が高騰し始めたころ、
そういうときに限って食べたくなるもの。
そこで、マグロの血合いの塊を買ってきて、
下味を漬け、竜田揚げにすると、
実に鯨肉そっくりなものが出来上がります。
ただ、腹が膨満して、
翌日はオナラがひっきりなしに出るので困りました。
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