何事にも、過去にだれかがチャレンジした結果として今があります。
例えば、毎日の食事。
例えば、病気を治そうと飲む薬。
本能で食べたり飲んだりしたことの積み重ねかもしれませんが、知能が発達し、学習能力を持ち、記録し、伝達していったことで、これはセーフ、これはアウトと判断できるようになった訳です。
さて、8月15、16日と横浜アリーナで、新型コロナ感染症対策のガイドラインに従い、各日5000人規模のコンサートを開き、感染発症の目安・2週間が経過し、クラスターが発生していないことが公表されました。
コンサートを開催したのは、和楽器バンド(ここをクリック!)。
新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、2月29日、3月1日の公演中止となったコンサートを、政府のガイドラインをもとに準備を進め、日程と会場を変更して実施にこぎつけました。
もし、横浜アリーナが指定管理者でなく、横浜市直営だったら、まずコンサートは開けなかったに違いありません。
主催者側として、進めた準備はニュースで公表(ヤフーニュース・ここをクリック!)されています。
さまざまな対策がなされていますが、これを着実に実行した主催者や施設もさることながら、ルールを守ったコンサート参加者一人ひとりの行動と、奇跡的な偶然がもたらした結果だと思います。
今後、このコンサートがベースとなり、成功や失敗を繰り返しながら「新しい生活様式」の中で音楽・コンサートを楽しむ世界が広がっていくのでしょう。
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大型台風が近づく中、富士山の姿が徐々に雲隠れしていきました。
大きな被害を残さないことを祈っています。
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