散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

「レストラン・アンダンテ」ピカタライスとマカロニインディアン

2014年11月12日 | ☆ガチうま商店街

今から28年前、戸塚駅の近くに半年間通っていたことがあります。
当時、戸塚駅を西口におりると、不二家のお店があって、そこから「旭町商店街が続き、一角を細い路地がタテヨコに入り込んで、独特の空間と空気を漂わせていました。
地場野菜を売っている市場のようなものがあったり、バケツ売りをしているような鶏卵屋さんがあったり、駅からバスセンター、戸塚区役所、日立製作所へと続くメインの通りには、洋品屋、雑貨屋、本屋、化粧品屋、秋本の漬物屋など、商店街らしい商店街があったのです。
レストラン・アンダンテは、国道1号線に面したところに、ひっそりとありました。
戸塚に通っているうちに、ベッドタウンから戸塚駅に集散する人たちで発展する以前には、日立製作所の門前町として形成されていたことに気づき、日立に勤める人から、社員ならこれを知らないとモグリだとされる、みどり屋の「コーヒーロール」、アンダンテの「ピカタライス」を教えられ、短い間でしたがコーヒーロールはお土産に、ピカタライスはランチにと、お世話になりました。
みどり屋は駅前再開発以前に姿を消し、アンダンテは立ち退きで現在の場所へ移転しています。

さて、ピカタライスは同行した後輩に譲りましたが、昔と変わらず、ふわとろオムライス風だけど、まかない料理的な微妙な見た目と、サラーリーマンやOLに絶大な支持を受ける庶民的な味に「旨い」を連発。

実は、このピカタライス、戸塚宿ほのぼの商和会エントリーのガチ丼として、横浜市商店街連合会の「2013ガチでうまい横浜の商店街 丼ものNo.1決定戦」に参戦していました。

ということで、メタ坊は、同じく「2014カレーNo.1決定戦=ガチカレー」にエントリーしていたマカロニインディアンを実食です。


なんと、なが~~~いマカロニを、ホロホロになった牛肉と何とも言えないコクのあるカレーソースが絶妙にからまって、実に美味い!

また行ったときは、どちらにしようか迷ってしまう。
ちなみに、ピカタライス600円(見出し写真は大盛で700円)、マカロニインディアン700円。

(店内)落ち着いた雰囲気がいいです。


(外観)車庫がなく、細い路地なので要注意。




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ちょっと、戸塚駅周辺の変貌を地形図で見てみましょう。
(昭和40年地形図)


(現在の地形図)出典:国土地理院ホームページ [部分]


横浜市では、これまで横浜駅・関内周辺地区と新横浜駅周辺地区を「都心」と位置づけ、昭和56年に策定された「よこはま21世紀プラン」に、鶴見、港北ニュータウン、上大岡、戸塚、二俣川・鶴ヶ峰を生活圏の拠点「副都心」として整備することを盛り込み現在に至ります。
さて、戸塚区は昭和14年の横浜市市域拡張で、鎌倉郡から戸塚町、川上村、豊田村、大正村、中和田村、中川村、瀬谷村、本郷村を編入して、横浜市の1区となります。
それまでの鎌倉郡の郡役所は、戸塚町、今の戸塚郵便局あたり(長後街道と東海道がT字で交差する)にありました。
変貌を続ける戸塚駅周辺、10年後には、どんな街になっているのでしょう?
ところで、レストラン・アンダンテは、大正3年に神戸で創業し現在に至っているそうです。


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